しょうちゃん

犬ヶ島のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.8
2018年51本目の劇場鑑賞。

近未来の日本を舞台に、
続いてストップモーション・アニメ技法で描く異色のファンタジー・アドベンチャー。

囚われた愛犬を捜すため、
犬たちが隔離された島“犬ヶ島”に単身乗り込んだ少年が、
島の犬たちの力を借りながら愛犬捜しに奔走するとともに、
背後にうごめく巨大な陰謀に立ち向かう大冒険を描く。

独特の世界観で魅了するウェス・アンダーソン監督の最新作は、
近未来の日本を舞台にした一人の少年と犬たちの物語。
黒澤明をはじめとする日本の巨匠たちらインスピレーションを受けて作られた本作は、
今から20年後の日本が舞台で、
4年の歳月をかけて総勢670人ものスタッフで完成させた1作です。
いきなり英語と日本語字幕が羅列する映像から始まり、
和太鼓演奏、
相撲、
歌舞伎といった日本文化の表現が見事に描かれてます。
ストップモーションアニメのクオリティも素晴らしい。
頭に小型飛行機の部品が刺さっている主人公はシュールすぎる。
アクションシーンが昔のアニメのような、
煙の中に登場人物たちの手足が出るだけという表現で統一されいて、
それがとても懐かしくて面白い。
アクの強い作品だと思いまが楽しめます。
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