ヒゲ人類

エクスペンダブルズ ニューブラッドのヒゲ人類のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

まず、今作が好きな方が読んでくれた際に不快にさせる表現を多々しているのでそこはご承知おきいただけますと幸いです。

バーニーが実は生きていたという展開はネタバレと言うよりも予定調和に他ならないわけで意外性のかけらもなかったのだが、シュリンプを身代わりにするのはシリーズに類を見ないゲスさで辟易した。確かにどいつもこいつも正義の味方とは言い難い経歴だがそれでも応援したくなる筋みたいなものは一本通っていたのにニコニコしながらあんなことしたら正直引く。しかもよりによってバーニーが。
ま、そこは受け取り方に個人差があるとしてもこの映画自体がどうだったのだろうと思い返すと、あれ?ちょっとひどくね?ていうか結構駄目じゃね?とは多くの人が思った筈。
予算が足りなかったのか中盤から舞台が変わらずシリーズに類を見ないくらいにスケールが小さく感じてしまうし、それを補うのかと思いきやこれまたシリーズに類を見ないくらい程度の低いCG。
そしてオールスターが売りの筈のキャストも「んーーー…んーー?」な華の無さ。ミーガン・フォックスがスーパースターなのは分からなくもないがやや旬が過ぎている感があるし何より演じるジーナにリーダーの素養が感じられない。顔もリーダーの顔つきではない。第一、ミーガン・フォックスは段々とよく見る整形失敗バービーブスの段階に足を踏み込んでいるのだろうかと心配になるくらいの見ていられなさであった。化粧もやたら濃いし。
レベッカ・ファーガソンを見習え。

先に述べた様にバーニーは生きている上にお粗末な復活をするし、アンディ・ガルシア演じるマーシュが黒幕というのもばかじゃねえのとしか思わなかったしどんでん返しのためのどんでん返しがシリーズ類を見ないひどさ。

シリーズ類を見ない要素の多さがシリーズ類を見ない!

イコ・ウワイスやトニー・ジャーもちょっと勿体ない演出だったな。
あ、でも、金髪ボブのレヴィ・トランは華があった。めちゃくちゃかわいかった。歳のわりに若いというだけでないもっと見ていたいと思わせる魅力を確かにもっている!

あーつまんなかった。
明日はノセボを見て口直しだ!
ヒゲ人類

ヒゲ人類