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羅生門のstealthのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.8
人は生きるために嘘をついたり、人を殺めたり、盗んだりする。
どんな人間でも闇があるが、光もある!って思ったのだが、そこまで行き着くまでに欲と嘘が入り混じりすぎて絶望させられる。
口コミを見ると最後は色々な解釈があって
「あの木こりはきっと赤ちゃんを捨て、産着を盗っていったに違いない」
こういう解釈もあるのか…でも赤子を抱いている木こりの表情はそうかもしれない…
人間、欲と嘘以外にももっと美しいものもあると思いたい。
でもこの映画からは貧困の末の人間のエゴ、見栄、欲が見え隠れして面白かったです。
ただ少し偏りすぎで、なにかが欠落している気もする。
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