DJ Stretch ArmstrongとBobbito Garciaが コロンビア大学のラジオ局WKCR で始めた番組『89TECH9』が、90年代のHIP HOP に与えた影響、衝撃を、本人達がアーティスト本人や、ヘビーリスナーにインタビューする、というドキュメンタリー映画です。

・本人がインタビュアー
・アーティストに当時本人がやったフリースタイルを聴かせる
という作りが大変面白く、『素の』アーティストの表情が観れます。

デビュー前のアーティストがラジオに出演しラップする、という斬新な手法、それを聴いていたレーベルの人間が契約を決定する等、この番組が無ければ、今のHIP HOPのシーンはもっと違ったモノになっていたのでは、と思わされます。

そして劇中に出てくるグラフィティをHaze が描いてる！豪華ですねー！

なのですが、対訳がヒド過ぎて…😅
・DJ CUCUMBER SLICE →『DJ きゅうりスライス』
・Graffiti Writer →『落書きライター』
・Brand Nubian →『ヌビアン ブランド』
・Ｗu-Tang→『ウー・タング』
・Protect Ya Neck→『首を守れ』
コレって本当に良くないですよね。
特にカルチャーを描いた作品は、監修を入れるべきだな、とこーゆーふざけたヤツを観ると、再認識します。

その辺りをさっ引いても、90年代に台頭したHIP HOP 『新世代の産声』を、それをサポートした2人の偉業を目撃する事が出来る作品です！

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やっさんと学生時代にラジオをやろうと言った元ネタ映画。一回だけ収録してお蔵入りになった(話がクソすぎた)やっさん本人はこのラジオは全く知らない。俺がマネしてだだけで。

毎年レッドゾーンにストレッチアームストロングが来ててこないだも見に行ったが、やっぱり顔が長い。コーカソイドだなってモンゴロイドが思いました。

大学生でウータン、ビギー、ナズを呼べるのってスゲーな。てかコロンビア大学の放送室もスゲーな。コロンビア大学の歯学部って有名だしな。

Freestyle EP 1リリース記念。ラジオフリースタイルがまとめられるとダラダラお喋りがカットされるのはお約束だけれど、ラジオなんだからダラダラがやっぱり楽しいし、企画もグッドでずっと楽しいです。やっぱりBig Lでみんなヘッズになるんだね。stretchが97-8は(名優がドンドン死んでいくことよりもおそらく単に)音楽つまらなかったとフツーに言ってて、やっぱそーなのか、と。ヒップホップ雑誌と地下ラジオのエコシステム／生態系の話はすごーくいい話。それにしても登場してくるスターラッパー、プロデューサー達がヘッドフォンを装着し、ショックウェーブをいじって音に耳を澄ます姿の美しくフレッシュなこと！いくらだって音源化されているのだから、ただスピーカーやPCでチャーっと流してしまってもいいものを、あえてヘッドフォンによって当時のテープを聴かせる。この演出でヘッドフォンがとても映画的な小道具として光っている。ヘッドギアをつけて、I remember way back when, Back in the days. って感じ。テープとバイナルはタイムマシーンだ！ボビート天才

95 freestyleについては、Bobbito Garcia: I’ll be honest with you, that night is not truly vivid in my head because at the moment it wasn’t really any different than the myriad of shows Stretch and I did over eight years. トラウマ的、とでも訳したいところ