しょうちゃん

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

3.8
2017年73本目の劇場鑑賞。

楽しいバカンスのはずが、
乗っていたミニバンが突然止まらなくなり、
160kmで暴走を始めてしまった家族を待ち受ける運命をコミカルに描く。

よくあるお騒がせ家族の珍道中だと思っていたら全く違ってました。
主人公のトム演じるジョゼ・ガルシアが、
ロバート・ダウニー・Jrにそっくりで、
見た目だけでなく喋り方まで意識しているかのようでした。
トムの乗る車も真っ赤で人工知能によってコントロールされている。
これは「アイアンマン」を意識して作られたとしか思えません。
制御できない暴走車ですが、
息子も制御不能なキャラクター「ハルク」のマスクをかぶっているのも笑える。
登場人物は、
おじいちゃん、
両親、
子供たち、
ゲストのメロディーなんですが、
一番面白いのはおじいちゃんでした。
おじいちゃんの信じられない行動がとにかく笑えるが、
その行動で余計事態を悪化していく。
身内にこんなおじいちゃんがいたら絶対に嫌です。
途中でBMWのドアを壊された男が悲惨すぎる。
子供が水中銃がてっきりおもちゃだと思っていたら本物だったのはビックり。
観終わってからヒャッハーシリーズの監督だと知りました。
しょうちゃん

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