久しぶりに鑑賞
父なる創造主と母なる大地
2人きりで平穏だった楽園は旧約聖書と新約聖書に準え瓦解していき、やがて世界は燃え落ちる
堕落した人類による環境破壊を皮肉った作品
連続する胸糞展開を宗教的モチーフで読み解く楽しさはあるものの、正直映画としては面白くないと思う
アロノフスキー特有の極端なアップや引きで捉えた、キャラクターの孤独を表現するショットは今作でも効果的
こういった人物の捉え方・アクションラインといった撮影面や編集、建造物の構造をうまく使った展開はよく出来てます
話が聖書をなぞりすぎてるのが個人的には面白みを感じませんでした
エド・ハリスとミシェル・ファイファーの出てきた瞬間怪しさ満点の夫婦はビジュアル的に好きです