山本

アトミック・ブロンドの山本のレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.0
80%ぐらい寝てしまった。というのは映画のせいではなく、たんに僕のコンディションのせいなので、これをもってつまらなかったと断定することはできない。が、断片的な記憶から評価するとしても、あまり面白いとは言えなかった。たとえばカメラワークは不自然に人物に寄りすぎな感があったし、戦闘が始まるタイミングでBGMのボリュームが上がる演出もやや露骨で興ざめした。また、すでにいみじくもいろんな人が指摘しているように、人物相関がややこしくて把握に脳のリソースが割かれ、素直に没入できない。現在(取り調べ)と過去(本編)を往還する「ソーシャル・ネットワーク」方式の語り方がその把握の困難さを助長しているように思われる。言葉で説明しないで普通に物語で示してくれた方が多少はわかりやすかったような。
氷風呂、絶対風邪ひく。
山本

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