ワイルドスピード インフィニティ・ウォー
ワイスピ10作目にして最終章二部作の幕開け。早くも3部作に変わる構想もあるという。前作よりかは落ち着いたが相変わらずそんな訳ないカーアクションとバラエティ豊かなアクションの数々が素晴らしい。
終わる終わる詐欺常習犯のワイスピがついに終わりを迎えることを実感させてくれるストーリー。まさかのアベンジャーズ インフィニティ・ウォー仕立ての物語で、麻薬王レイエスの息子ダンテを前にバラバラになってしまったファミリーが合流を目指して沢山のクロスカッティングをしながら各地で奮闘する話。
ブリー・ラーソンやアラン・リッチソン、ダニエラメルヒオールの新キャストを迎えつつも、これまでの作品のキャストを大集結させようとしていることからも、マジモンの集大成感が最高に盛り上がる。今回で完結しないのでスッキリした感じはないが、これからどうなるんだ！？というMCUのようなワクワクがあってラスト近辺は鳥肌シーンの連続。途中で自分が二部作のなかの本作の立ち位置を理解したところから全体の物語に納得してより面白くなった。
アクションは正直前作のほうがインパクトがあった。宇宙へ行ったりとトチ狂っていたが、逆にその思い切りの良さが最高だった。今作は今作でも地に足つけながらいままでのド派手さを失わないように工夫されていたのは良かった。鉄球とヘリぶん回しは最高。
秘密機関の極秘施設とかいうなんのひねりもない名前とか、ドム率いる旧車會ファミリーと秘密機関のスケールの差がすごすぎるのに力としては互角なのがやっぱりアホすぎて笑っちゃう。
ジョン・シナ演じる弟ジェイコブがいつの間にかピースメイカーになってた。ミシェル・ロドリゲスがシリーズで一番カッコよかった。特に髪型が。
少年漫画的展開なのは最高よ。もっと駆け抜けて。Part2の次作が楽しみすぎる。早く公開して〜
