突然発症した先天性視覚障害のため、視力の95％を失ってしまった青年サリーがホテルマンを目指す実話に基づくストーリー。
まず、サリーの未来を描くポジティブなエネルギーがとにかく凄い。これが実話なんてホンマに信じ難いですもん。元々の地頭の良さ、そして彼の努力なんですよね。それにちゃんと人間味もあるし。
そして、同僚のマックスが最高にいいヤツなんです、これが。
サリーとの距離感、間合いが絶妙で、脚色を差し引いてもドイツ人の成熟度に敬服しまくりでした。日本人では、なかなかこうはいかないだろうと思います…
とにかく、2人の関係性が素晴らしいので”バティもの”としても見応えも十分。
不幸なハンディを背負いながらも、頑張って乗り越えて夢を叶える物語…ではなく、努力の積み重ねと誠実な人柄が周りの人間を引き寄せ、自分を受け入れることで初めて道が開けるという教訓を改めて学べた作品。
音楽も最高に良いです！
握手を2度スカされる人事部長がめちゃめちゃ気の毒😅
いやー泣いた泣いたw
