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勝手にふるえてろのreifのレビュー・感想・評価

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)
4.0
相伴で邦画、詩暢ちゃんつながりでした。およそ文化と遠い人生で綿矢りさ読んだことない。評判でさぞ面倒くさい女が出てくるんだろうと身構えていたらコメディだったし主人公はめちゃ愛しい人。自分は一人暮らし半年しかしていないから、切迫した共感でないのが惜しい。ニくんがとてもいいです、芝居もキャラクターも。極端なダサ坊として登場した瞬間から「お?」となり、ゲロでいい奴と確信。最近はゲロが善人の記号かよ…。ミュージカルと卓球場は号泣でしたねー。ラストのタイトル解題も「文学!」。世界にツッコミ続けるモノローグが自分への決別の言葉となる瞬間は、文学です
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