こういう映画最近ご無沙汰していて、ちょっと躊躇してたけど、スピルバーグ×メリルストリープ×トムハンクスでアカデミー賞ノミネートと聞いたら観ないわけにはいかない〜
前半は専門用語と見分けのつかないメガネのおじさん達ラッシュ(笑)で付いていけるかな?と不安になりましたが、
中盤から怒涛の展開に一瞬で引き込まれ、気がついたら涙まで出ていました。
すべてを投げ打つ覚悟で真実を伝えることと報道の自由のために闘った当時のジャーナリスト達には本当に頭が下がります…
メリル・ストリープ演じる最初は頼りないワシントンポストの女オーナー・キャサリンが徐々に成長してゆき、覚悟を決めて決断するシーンにはグッときた。
トム・ハンクスとメリル・ストリープ2人のシーンは緊迫する場面にも関わらず、安定感が物凄かった笑
メッセージ性は強いのにあまり説教臭くならないところはさすがの御三方…上手すぎる…
スピルバーグが当初の撮影予定を前倒してまで公開を急いだという話にも納得。
今のトランプ政権に一石を投じようという製作陣の想いがひしひし伝わってきました。
あと、サブテーマでもあったであろうジェンダー描写が自然だけどきちんと描かれていて良かったです。
社会派サスペンス映画にしては重たくなりすぎずに観られたのはジョン・ウィリアムズの音楽の存在も大きいと思う!
サントラ買おうかなと思うくらい素晴らしかった。
ちょっと迷ってたけど観てよかったと思えた1本。
というかこのご時世だからこそ観ておくべき作品だと思う。
平日夜映画の満足感〜☺️