シネマート新宿で上映中の『依存魔』が気になったので、ファブリス・ドゥ・ベルツ監督の過去作を鑑賞。
『変態村』のマルク役の人が、今度は結婚詐欺師のミシェル役で登場。共通点は「モテ男」やね🤣
顔のアップ（接写）演出が多く、特にグロリアのそれは、周りが見えてないメンヘラクレイジーぶりがよく表現されています。前半のグロリアの笑顔でさえ、すでに狂気を感じさせる目つきをしていて、ロラ・ドゥエニャスの演技力が凄い。
そうこうしているうちにグロリアが初めての殺人を犯すわけやけど、そもそもあんな3人の生活、ムリがあるやろ！ミシェルも「しょうがないやつだな」って、コラ！😅
『変態村』と同様に「歌唱シーン」が天才的。あのシチュエーションで歌う？😆シュールの極み。オープニングの死体安置所での経験がここで生きてくるとは。今作唯一ボカシ入ったあのシーンが一番ショッキングやった😫怖い！
相変わらず映像の見せ方は素晴らしいし、説明的なセリフが一切ない演出も好み。B級映画っぽい邦題にダマされずにたくさんの人に見て欲しい傑作です！
