来夢

修道士は沈黙するの来夢のレビュー・感想・評価

修道士は沈黙する(2016年製作の映画)
3.3
サスペンス風なストーリーと政治的な泥沼感と宗教観、哲学と結構複雑で難解さも持った映画なので、小難しい映画や抽象的な映画が好きな俺でも油断すると置いて行かれそうになった。というと色々な知識がないと観られないんじゃないかと思われるかもしれないけれど、実はそんな風に難しく必死に考えること自体を小馬鹿にしたような側面もあり、途中ついていけなくなっても最後までみたら何だか腑に落ちてしまうという。初めはサスペンス。終わってみたら修道士を中心に周囲は空回りし続けるドタバタコメディーにも見えてきて、一風変わった映画でした。
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