修道士は沈黙するの作品情報・感想・評価・動画配信

「修道士は沈黙する」に投稿された感想・評価

ミルコ

ミルコの感想・評価

4.0
トニ・セルヴィッロの素晴らしい演技。
犬と同じようにPadreについて行きたくなった。
Essini

Essiniの感想・評価

3.8
経済vs人道をめぐるおとぎ話。ハイリゲンダムでのG8サミット前夜、IMF専務理事ロシェは修道士サルスと絵本作家クレア、ロックスターの異色の三人をゲストに招く。サルスに告解を求めたロシェは翌日、ビニール袋で窒息死した姿で発見される。殺害容疑を駆けられてもサルスは沈黙の掟に従い、告解の内用を秘す。

一向に動じないサルスに光を見るのか、やがてG8決議事項の重責に耐えられない大臣もサルスに告解し、クレアを助手(?)として決議が揺さぶられ、ロシェの死の真相も明かされる。

「『沈黙は真の自由だ』という言葉は君にお似合いだよ。経済破綻したある国の、詩人の言葉なんだけど」

という台詞の皮肉さよ。この皮肉がすぐにわかるかどうかで映画の味わい深さも違ってくるかと。

アンドー監督作はミステリー調の作品でもトーンが一貫して上品だなと思います。コミカルかつ寓話的なシーンもいくつかあって、黒犬が良い仕事をしてました。新しい主人に与えられた名前ベルナルドは、シトー会の聖人から取られた名前かな?修道士と犬に丸くスポットが絞られて終わるラスト、なんだか懐かしさすら感じる。
タイム

タイムの感想・評価

3.8
光と影、善と悪などビジュアルだけでなく、登場人物も対照的な立場や考えを持つストーリーでした。

認知度は低いですが、私自身は映像も、ストーリーも好きでした。動きや映像のバランスが素敵でした。

少し笑みが出てしまう、キュートな場面もあり、大人の映画です。

実際に貧富の差が世界中どんどん広がる時代に、このままで良いのかと考えてしまう作品でした。
今更ながら、2018年の鑑賞作品の整理として。

なんか、イマイチ盛り上がりに欠けた感じだったような。

2018年に劇場で観た映画の中で94位(148本中)です。
本数は新作、および準新作の劇場鑑賞本数で、複数回鑑賞も1本で計算しています。
って、誰にも関係ないことですが、自分ルールとして。

(2018/07/01 シアターシエマ 2D 字幕)

わんちゃんが野生を取り戻すシーンとわんちゃんが追いかけてくるシーンしか好きなところないんだけど、どういうことか。

でも、訳もなく「数学者」という響きに惹かれるのは私だけじゃないはず。

このレビューはネタバレを含みます

G8財務相互会に、各国の経済担当大臣が集まり、国際通貨基金のロシェ専務理事と共に、会合を開く予定だった。またそこには、ロシェが強く希望して招待した作家が三人おり、その内の一人が、厳格なイタリア修道士であるロベルトだった。
ロベルトは、皆でロシェの誕生日を祝ったその夜、彼に部屋に呼ばれ、告解をして欲しいと頼まれた。そしてその翌日、ロシェは頭に袋を被った状態で死んでいた。
自殺なのか他殺なのか判然としない。しかし、会合に集まった面々にとっては緊急事態だった。実は彼らは、国際経済の行く末を左右するある重大な決定をする予定でいた。ロシェ主導で行われたその計画には反対者もいたが、経済成長のためにはやむを得ないと、実行される予定だった。それが、ロシェの死によって揺らごうとしている。
彼らはもちろん、修道士から話を聞こうとした。しかし彼は、沈黙を貫く。ロシェがあの晩一体何を話したのか。その内容次第で、世界経済の今後が大きく左右されるのだ。
様々な思惑を持って、様々な人間が修道士に近づく。ロベルトは一体どう決断するのか…。
というような話です。

設定は実に面白い、と感じました。ただ、物語全体としては、ちょっとよく分からなかったな、と。扱われているテーマが世界経済であり、民主主義の根幹がうんちゃらとか、世界経済がなんちゃらとか、そういう話が結構出てくるので、難しかったなぁ、というのが正直な感想です。

これを書くことはネタバレになってしまうのかもしれないけど、結局ロシェを始めとした面々がどんな計画を実行に移そうとしていたのか、少なくとも僕には最後まで見てもイマイチ理解できませんでした。いや、もしかしたらちゃんと分かるように示唆されてたのかもだけど、経済に疎い僕にはちょっと分からなかったなぁ。「彼らがどんな計画を実行しようとしているのか」という部分も、物語の重要な核として描かれると思っていたので、ちょっとそこは肩透かしだったな、と思います。

なんとなく重要そうな場面というのは時々あるんだけど、結局それが何だったのか最後まで見てもよく分からなかったし、設定が魅力的だっただけに、ちょっと残念感がありました
miyu

miyuの感想・評価

4.0
うーん。
正直、キリスト教的なものは ワタシには、全くと言って良いほど、よくわからないですが…
善悪の観念と… 何が、この世の中において大切なのかは…
それは 日々 考えたりしています。。。←一応、宗教に携わって生きていますので…でも ワタシには それが 何かなんて
言える立場でもないし…
自分が出来る事なんて 正直しれています。。。

トニ セルヴィッロさんは、『ローマに消えた男』(←コレ 途中までしか見てない映画💦)のひとらしいんですが…
名演技ですねぇ✨

まず 告解…って 言うものが ウチの宗教にはないもので…
(いや、勿論 今までいろんな映画を見ているので 告解の事は周知しております!)

ウチとは宗教的には異なりますが…
告解で聞いたことを 絶対に 黙して語らない…
コレ すごい事ですよねぇ。。。
ある意味 解脱して 悟りの域に達していないと 難しい事だと 本当に思います!!!

ワタシなんか 無理やゎ〜😅💦

この映画、宇都宮に住んでいる映画友達がワタシの住んでる京都に昨年の春、遊びにきた時に上映していて…
「何か、映画見る?」…って 話なり、
この映画と、『ナチュラルウーマン』のどっちにしようか…悩んだんです。。。
結果 『ナチュラルウーマン』になり 映画館で 本作見損なったわけなんですが…
彼女は、メジャー映画大好きな人なんで
ミニシアターに行った…って 事に満足していたから 結果 良かったの。。。

今 本作見て あーぁ この映画 チョイスしたら良かったなぁ〜
って チョット 思っちゃいました。。。

絵を描いて教える修道士の姿…

含蓄のある言葉…

また 自分に足りない部分を 映画から
教わるワタシでした(笑)
ろっち

ろっちの感想・評価

3.8
G8の財務相会合がドイツで開かれる。
今回の内容は、発展途上国にとって経済的な大打撃を与えるような決定を下すものである。
国際通貨基金のロシェ専務理事は8カ国の財務大臣8名と異色の、ロックスター、絵本作家、修道士の3名をゲストに誕生日会を開く。その後告解をし、そして謎の死を遂げる。色々あって(笑)告解の内容を巡り、G8メンバーは振り回されていく。ってあらすじ。
内容が内容なだけに少々難しいが、途中途中で、告解の内容を小出しにするので、酷く難しくは無いと思う。
イマイチ盛り上がりにかける感じですが、面白かったです!ラストの犬はイイ。
まぁ多くは語るまい(笑)
かわいそうな修道士の話なのかと思ったら、少年漫画の主人公かと思うほど最強の修道士だった。
シリーズ化できそうなくらいのキャラ立ち!

政治経済に疎い+理解が及ばず内容がちょっと難しかった。

映像が静かで美しく良かった。
Naoya

Naoyaの感想・評価

2.7
イタリア人修道士は、G8財務相会議の前夜の、各国の財務相と国際通貨基金の専務理事が催す夕食会に招かれる。だが翌朝、専務理事の死体が発見される。サスペンス作。本作での主人公と同時に、殺人の疑惑をかけられるのが“修道士”なのが物語に活きてます。各国の主要人物の会合の中、その場では異色な修道士が絡んでくることにより、登場人物の変化がよく表れていて印象的。そして、修道士のキャラ付けもよく、1人ブレない姿が静かながら勇ましい雰囲気を放ってます。まさに、有象無象の人間の中、全てを理解し、諭して、行く先を導いていく神のようで、上手い展開作り。
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