修道士は沈黙するの作品情報・感想・評価・動画配信

「修道士は沈黙する」に投稿された感想・評価

moe

moeの感想・評価

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緑が綺麗な映画がすきだ、と思った。序盤の上空からの鮮やかな緑も、プールの底と月光が混じる濁った緑も良い。
人は裏や深淵を覗き込もうとするけど、案外的外れな場所を見ていたりする。沈黙は思っているより淀みなく、真っ直ぐで雄弁だった。人はみんな同じように単純だ
ミステリーなのかと思いきや、特にその感じもなく、伏線らしきものが回収されぬまま、何となく“いい話”感を漂わせて終わってしまった……。「みなさん、この流れについていけるのだろうか」と観賞後にすぐ解説サイトを漁ってみたが、特にピント来るものはなし。

でも、トニ・セルヴィッロの演技は好きだったな。また彼の出演作は観てみよう。
TAKA

TAKAの感想・評価

3.4
少し難しい内容ではあったけど、世界の裕福な国の大臣はよからぬことを考えてるってことだね。
世界観は好みだが、難しい内容でよくわからなかった。もう1回見ると解るかもしれない。
そうですね。。。こう、ストーリーにもう少し何かを加えるともっと面白くなるのではないか、そんな風に思った作品でした。

G8蔵相会議の直前、参加者のIMF理事が謎の死を遂げます。
この理事に呼ばれていた一人の修道士。
理事が死を遂げる夜に彼は告解を受けます。
果たしてその内容は何だったのか。理事の死は自殺かそれとも他殺か。。
殺人容疑も降りかかる中に修道士は沈黙を守り続けます。

グローバル化の波が高まるなか、そのリスクも叫ばれ始めた時代の国際情勢(ギリシャ危機でしょうか。。)が背景です。
大義のために多少の犠牲は厭わずとも良いのか?個人の倫理との間で揺れる理事や他の出席者。推進派の圧力のなかで修道士は一つの決断をします。

無暗に事件性を駆り立てるのではなく、「決める立場」のストレスと切り捨てられる人々の存在を浮かび上がらせる作品だったのか、と思いました。
nekoneko

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4.0
「ローマに消えた男」を観た後で…この監督さんの作品をもう一本観たくなり予定変更!笑

主演は再びのトニセルヴィッロ(神父役)で前作よりミステリー濃いめ?☕️でしょうか?空虚な雰囲気が漂います

IMFの理事ロシェに招かれた8ヵ国の財務相とロックスター 女性作家と修道士…(スターと作家は実在モデルがいるそうで笑)
ほどなく理事は自殺してしまいます
翌日はG8の経済相会議を控えていました

理事が誕生会でケインズの🍏リンゴについて話しグラスの上に落とすシーンにまずはドキリ!(これからショーが始まりますよ的な…)

前作同様 (トニセルヴィッロ)を取り巻く俳優陣も魅力的で ジャケにもなっているバルト海のリゾートホテル🏨が素敵でした✨(ホテルの敷地内に置かれたベンチには違和感笑)

終盤の理事の葬儀でのサルスの追悼シーンが痛快です❗️🦅✨✨
この監督さん🇮🇹イタリアの品のいい「エミールクストリッツァ」か?ユーモアあり(笑わせるつもりはないのかもしれないけれど)皮肉たっぷりで動物🐕好きで…

ラストも良きです❗️🦮(チャップリン映画の雰囲気が…)

🇩🇪ドイツ財務相に飼われていたロルフ君🦮が1番分かってたのね…お利口さん!

オマージュも効いた作品…✨✨

「ベルナルド」いいお名前💓
nekosuki

nekosukiの感想・評価

3.5
“アルフレッド・ヒッチコック”の「私は告白する」から着想を得て製作された本作は、劇中でも台詞の中に「私は告白する」という文言が効果的に使われている。

G8経済相会議の前日、出席者のひとり“経済のスペシャリスト”が死亡する。
事件の前夜に部屋に呼ばれ“告解”を受けた“修道士”は殺人の嫌疑を掛けられながらも、ひたすら沈黙を貫く。

政治と宗教、相容れないふたつを結びつけて“貧困”に目を背ける政治や経済の欺瞞に切り込む心理サスペンスだ。

死者が修道士に何を語ったのか?疑心暗鬼のまま物語は進むが、全ての疑問が霧が晴れたように解き明かされる最高のラストが用意されていて爽快感が残る。

オールスターキャストながら各々が突出を避けた引き算の演技が秀逸。

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞が進むにつれ深まり、呆気なく解けた(気がする)謎は三つ。
何故、修道士サルスは選ばれたのか。何故、サルスは告解を明かしたのか。そして、ロシェの意図は何だったのか。
この三つを結びつける結論は、意外に単純なものだったのではないかと思う。
すなわち、欲望に満ちた人生を上り詰めたロシェが死期を前にして善意に目覚めたこと。
修道士サルスはロシェから告解を受けたが、それはあくまでロシェ自身の恥ずべき欲望に満ちた人生に関するものであり、ドラマの重要な鍵となる数式や、これにまつわる計画に関してではなかったこと。
そして、修道士サルスが選ばれた理由は、彼が数式の意味を理解する元数学者だったからではないか。
単純なプロットに、美しい風景と上質な言葉を塗り重ね、資本主義の闇に対する風刺と不思議なシーンて味付けをした、なんとも味わい深い大人の寓話だった。
aandneko

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3.4
セリフが難しいが修道士の静かな言動はしみじみ。ロルフくん癒しのラストシーン
kanko

kankoの感想・評価

3.8
とても面白かったのですが難しかった。
まずG8の人の大臣がどの人がどの国の人なのか、ホテルの人とか警察?含め。後、決定しようとしていた政策が今ひとつ分からなかった。はっきり知りたい、私が理解しきれてないだけ?

にしてもミステリー作品としてもとても楽しめました。ワンちゃんも良いよね。

日本の大臣?と思われる人の前で修道服を脱ぎ出して泳いだのは何か意味があるのかどうなのか?(笑)

ミモザフィルム見放題配信パックにて
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