じゃん

ザ・マニア 快感生体実験のじゃんのレビュー・感想・評価

ザ・マニア 快感生体実験(1986年製作の映画)
3.7
おくりびとの滝田洋二郎はこんな作品撮ってたのか。

ホテルの支配人は中々、猟奇的で良い演技。

ヒロインのぶりっ子は演技でも気持ち悪い。

ゴルフクラブのシーンはかなりクール。
上からのアングルが素晴らしい。

大浴場のシーンにはびっくりして笑ってしまった。

滝田洋二郎はやたら作品を長くして、編集下手な印象があるのだけど、流石にこの手の作品は長さが決まってるせいか、スッキリして見やすい。

エレベーターのシーンや、エレベーターのベルト巻かれるシーンとか、トランプカードのアップとか、何もないビーチの前の真昼の屋上とか、構図や演出も上手い。

エロもスリラーも満たしているのはお見事。
話はちょっと無茶苦茶だが。

でも最後の方の展開がまた凄い。

ある意味、おくりびとより好きかもしれない。

ちょっとデパルマぽいかな。

少し前の日本人は、胸が小さいひとが多かったのだなあと思った。
食生活の変化て凄い。