たっくんの中のたっくん

ライオン・キングのたっくんの中のたっくんのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
4.0
これはアニメーションなのか、CGなのか、実写なのか、
どの区別もつけられない映像美でした。
幼少期にアニメ版を見た事ある方もそうでない方も、観てみて損はなし!!!



ピクサーを筆頭に近年のフルCGアニメーションその質感までもよりリアルになってきているが、ピクサーとは違いデフォルメなしの、しかも実写との融合でないという事でまったく新しい映像に感じました。
ちょくちょく今見ている映像がコンピューターグラフィックな事を思い出しては、「これは何を見ているんだろう??」という思いに。

普段の生活ではまったく感じれない、『大自然』を存分に感じながらも、そこにあるのは『0と1の世界』であることへの違和感に感動しながらも作品を楽しめました。

ただ、私は爬虫類とか虫が苦手なので少しビクビクしながら鑑賞してました…
アニメでは見れたけど、リアルすぎる事でそこだけ私にとってはマイナスポイントでした。
その辺苦手な方は、苦手そうなシーンは薄目でどうぞ。
(筆者の例:カエルが映像だろうとなんだろうと大の苦手なので、水場のシーンは薄目で鑑賞。)


物語は幼い時に見たアニメ版のストーリーがなんとなく頭に入っていました。
可愛いシンバが一瞬で青年になっていくあのシーンは、何回見てもちょっと悲しくなります。w

起承転結がとてつもなくわかりやすいので、きっとお子さんにもわかりやすくおススメ。
むしろ『起承転結』という言葉を教える時に是非この映画を使って教えてください。
僕はティモンとプンバァの登場で物語にエンジンとアクセントが加わり始める"転"の瞬間が大好きです。