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ライオン・キングのKOUSAKAのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
3.0
事前に94年版オリジナルアニメと、その後の『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』と『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』もちゃんと予習して、フルCGリメイク“超実写版”の本作を鑑賞しました😎

思った以上に、最初から最後まで94年版オリジナルを忠実になぞっていて逆に驚きました。本当に「リメイク」版だったんですね😊

そういう意味では、もともと94年版オリジナルのストーリー自体にイマイチ乗り切れなかった身としては、今回の“超実写版”もそんなに諸手を上げて大好き!とはなりませんでしたが、逆にストーリーは一緒だからこそ、観終った後の感想が94年版オリジナルより遥かに良かったのが不思議でした🤔

もちろんこれは「絵」そのものの圧倒的な力がまず最大の理由だと思います。自然の風景は本当に目を見張るほど美しいし、キャラクターたちの動きもダイナミックになってるし、感情の機微を示すような表情や体の動きも非常に繊細に表現されているので、今回の方が観ているこちら側の感情移入度がぜんぜん違いました✌️

エサにされる虫たちがうごめく姿もリアルすぎて、それはちょっと困りましたけど😆

あと、その点はMCUシリーズでおなじみのジョン・ファヴロー監督のおかげかもしれませんが、ムファサやシンバと、スカーやハイエナたちとの戦いのシーンにちゃんと時間を割いていて、しかもそれが手に汗握るほどのすごい迫力で演出されていたのも大きな理由の一つだと思います😎この迫力ある戦いのシーンのおかげで、プライドランドの世界の中に完全に入り込んでしまいました。

個人的には、1作目よりもぜんぜんエモくて傑作だと思っている『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』こそ、このフルCGリメイク“超実写版”で観たいと強く思いました。ぜひこの夢をかなえて欲しいです‼️
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