吉田ジャスティスカツヲ

ボヘミアン・ラプソディの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.7
どうやらよく似た別の人が演じている映画らしいのですが…
【QUEEN、そこに居ました‼️】
ニセモノだってのが嘘だと思うくらい、マジでQUEEN居ました…居たもん…

(´-`).。oO(トトロ居たもん、的な目。


彼らの紆余曲折やメンバー間の確執と和解などは、世間的に知られている逸話の組み合わせなお話。
しかし、そこが青春ドラマっぽくて個人的には共感度大。
ラストは心の中でガッツポーズ💪
音楽はもちろんすばらしく、それら名曲の作られ方を見ているだけでかなり楽しいw

ラミマレックの、先端性が行き過ぎてエキセントリックに思われるキャラの完コピにしろ…
そんな尖ったリードボーカルの思想を、笑いながらフザケながら、いとも簡単にモノづくりしてしまうメンバーたち…
大好きですわ👍






ただ裏を返せば、良くも悪くも小綺麗で伝記映画としてはありきたりかも😓

特に音楽面での【型破りなことを自信をもってやる人物の、伝記映画が型通り】というのは皮肉というか、むしろ意図してツマラナイようにお話を加工しているんじゃないか?と。
軽めの年齢制限があるにしろ、ドラッグや性的な描写は遠慮や配慮が過ぎる感じで【何でもかんでも彼の身体に起こる異変が唐突】だと思いませんか?

音楽が💯なのは当たり前。
人物像の完コピが💯なのも当たり前。
それだけにもっと深い映画になれたかもしれないのに、という気持ちが拭えません。