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ランペイジ 巨獣大乱闘のあざらしのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.1
「あの二頭を止めに行くぞ。」

1993年、クリスパーという新技術がゲノム編集による不治の病の治療に道を開きました。
2016年、その悪用を防ぐために、政府は大量破壊兵器と位置づけます。

アテナ1では、実験で問題が起きました。それは、被験体が逃げたというものです。
博士はステーションを脱出しようとしますが、被験体を回収しなくては、脱出させないと言われてしまいます。

ドウェインの出ている映画は、三流が多いという偏見で、敬遠してしまいます。

しかし、この映画のモンスターたちは迫力があって、スピード感もあるので面白かったです。

脚本はドウェイン映画にありがちな薄いものですが、筋肉と力でそこを補うという、これまたドウェイン映画らしく乗り越えていっている感じがしました。

日本のゴジラはドシンドシンと重みがありますが、こちらの巨大なモンスターは本当に早くよく動きます。

モンスター物を好きな方には良いのではないでしょうか。

前半はパニック映画にある周囲の動きが中心で少し飽きてしまいますが、都会にモンスターが出る後半は怒涛のアクションです。

「元のサイズには戻らない。
凶暴性が消えるだけ。」

…弾丸が急所を外れたからといって、動き回るドウェインがすごい。
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