さよこ

バーフバリ 王の凱旋のさよこのレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
4.0
【超B級エンターテインメント!】

連日満員御礼でなかなかチケットが取れなかったバーフバリ2!前情報が「とにかくとんでもない映画」ていうことだけ頭に入れて劇場へ。

いやー…これはとんでもないね!ツッコミを入れたらお前の負けだぞ、とでも言わんばかりの力技の連続。

もうね、超人を通り越してサイヤ人ですよ、みんな。かめはめ波を打たないのが不思議なくらい人間離れしてるの!面白すぎる…!

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まず冒頭で戦車みたいな石の乗り物をバーフバリが人力車のごとく運んできたところでハートを鷲掴みされたんですよね。

あと、もしかしてゴン、キルアと一緒に「凝」の修行してきたの?ていうくらい正確な弓さばき。弓矢が弓矢を貫通するって一体どういうつも…(ツッコんだら負けだ…)略。

好きなシーンは王女様と一緒に弓矢を引くシーン。指は四本、手首は返す!これですね!!

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ストーリーは一言で言うと「嫁VS姑」の話(そうだよね?)。気の強い女しか出てこない…!あのピリピリした空気で、ちゃんと嫁を守るバーフバリ偉すぎ。男前!

というかこの作品てなんで1本なんですかね…。3時間弱という長尺なんですが主に3つの構成に分かれます。

一部:バーフバリ恋しちゃったよ
二部:バーフバリ命狙われるよ
三部:バーフバリ王宮に攻め込むよ

ハリウッドだったらシリーズ化して三部作にするだろうな、ていう内容をぎゅーってぎゅーってミキサーにかけて3時間弱に収めてるから情報量がまぁすごい。この溢れるサービス精神がインド映画の極みなのか。

前評判どおり「こいつはとんでもねぇぜ!」ていう映画でした。満足!

【追記】
言い忘れてた!美術がすごく良いです。大理石で作られた宮殿のデザイン、空から山を見下ろしたときの色とりどりの花たち。船が空飛んだり「あれ、ワンピース実写版?」ていうぶっとんだシーンもありつつ、そのシーンも雲の馬が出てきてほんとに美しい。インド映画のカラーセンスがすごく好き✨
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