えるる

生きる街のえるるのネタバレレビュー・内容・結末

生きる街(2018年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

夏木マリさんが好きで鑑賞。

東日本大震災の津波被害にあった一家。父は津波に流され行方不明。母は地元で民泊経営一見明るく暮らしている。娘はポランティアの男性と結婚し名古屋に住むが失うのが怖くて子作りを決意できない。息子は元水泳のオリンピック代表だったが津波で腕を怪我し市街地でバイト。
津波によって失ったのは父だけではない。

誰に対する言い訳だ。母が息子に言うがあんな事があったら私だったら一生言い訳して生きてしまうと思う。震災から10年経ち沢山のニュースやドキュメンタリーを観たが色んなものを抱えながら生きている人達を見ていると、頑張るしかないし乗り越えるしかないのはわかるけど、なんとも言えない気持ちになる。けっぱれってなかなか言えない。
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