しちれゆ

リバー・オブ・グラスのしちれゆのレビュー・感想・評価

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)
3.4
【ケリー・ライカートの映画たち/漂流のアメリカ】という特集(計4作品)が地元ミニ・シアターで組まれ、ケリー・ライカートを全く知らなかったけれどそのうちの2作(3・4作目)にミシェル・ウィリアムズが出演と知ってコンプリートしよう!と決意。
で、本作が1作目。1994年作品、監督の長編デビュー作。

マイアミ近くの湿地帯で暮らす30歳子持ち(たしか3人)主婦のコージーはいつかここから抜け出し素敵な人生をリスタートしたいと願ってる。かったるーい感じがちょっとウディ・アレンの『男と女の観覧車』に似た感じ。
大傑作という人もいるけど、私はあんまり…コージーもリーも冴えないのでお互い全然惹かれ合わず、これじゃ素敵な人生なんか始まるわけない、というか、2人とも何していいかわかんない様子。モーテルのゴキブリに発砲するのが関の山。それよかコージー、赤ちゃんどうすんの?哺乳瓶にコーラ入れるビッチ母ちゃんコージーの行き当たりばったりの人生、末路が見えちゃう気がするなぁ。
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