このレビューはネタバレを含みます
日本では「君の膵臓を食べたい」そうですが、ヴェノムは「全部食べたい」！！
スパイダーマンの宿敵でアメコミの中でもかなり人気の高いヴィランズのヴェノムにスポットを当てた今作品。
サム・ライミ版スパイダーマンの3作品目に映画初登場して以来の映画化でございます。
宇宙からきた謎の宇宙生命体「シンビオート」をめぐり話が展開していき、トム・ハーディ演じるエディとヴェノムの出会いの物語でもあります。
意外と作りはダークな感じで、前半はシンビオートの研究がメインであるので、中盤からヴェノムが活躍しますので、予告編のドンピシャなイメージ映画を想像している人だと、割と「ブラックパンサー」の時のような肩透かしをしてしまう人もいるかも。
自分的にはテンポは良くて、凄く面白かったですけど笑笑
スパイダーマンの宿敵でヴィランズのイメージが強いヴェノムですが、今回は意外とお茶目な面、コメディが強くノリのわかる新たな一面が観れるので、愛着のあるキャラクターにハマること間違いなし！！
ヴェノムはただ寂しかったんだ！
自分と１つになれる友達が欲しかったんだね笑笑。
「壁登りたいなら、言ってくれよ。。」とか割とエディが思っていることを読み取って叶えてくれる優しい子ですよヴェノムは。
最後の最後にマーベル映画恒例のスタン・リーがカメオ出演してるのですが、ヴェノムに「誰だアイツ？？」って言われてて笑えた。。
今回はライオットがヴェノムの敵として、出てきますが、エンドロール途中のオマケ映像で、「カーネイジ」というワードも出てきてたので、続編はカーネイジが観れると思うだけでもテンションが上がってしまう！
今作はヴェノム単体として、スパイダーマンの絡みは特になしにして、シリーズ化して盛り上げてほしいですね。今後も今作に期待しましょう！
スパイダーマンとの絡みのない単体として展開していく形で今後続編を作る方向であるため、ヴェノムの胸には原作にあるスパイダーマークをなくしているそうです！
エンドロール後にピーターパーカーが亡きあとの話を描く「スパイダーバース」？の予告編といいますか、オマケ映像が流れますので、最後まで席を立たないように！！笑笑
