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ヴェノムのslowのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
2.6
トム・ハーディーが
ヴェノムに″寄生″した作品。
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スパイダーマンの
ライバルを″主役″に昇格し,
大衆に好かれるよう
″ザ・フツウ″に仕上げた
王道のヒーロー映画。

内容をざっくり表すと
ハリウッド版『寄生獣』

{あらすじ}
寄生生物と絆を深める
落ちぶれ記者が
悪い寄生生物と闘う!

『寄生獣』はシリアス。
『ヴェノム』はコメディ。
話の流れは似てるけど
描くスタイルが違う。

宣伝詐欺ではあるが、
それ以前の問題で
「笑いのセンスが無い」
たむけんのネタ並みに
見るのきつかった!(つД`)
劇場内も静まり返ってたよ…

寄生される前の話も
アクションシーンも
ヴェノムはなるべく出さず
″人間部分″の露出が多くて
せっかくトム・ハーディが
人に好かれないよう
″カッコ悪く″演じてるのに
″トム・ハーディ主演″だから
彼がずっとスクリーンに
寄生してた感じ…(。-_-。)

悪役モンスター好きとしては
″ヴェノム″が人を
容赦なく″喰らう″所を
観たかったのに
実際は優しいヴェノムが
捕食をオアズケされる
寸止め地獄!m9( ゚д゚)

″バディムービー″というより
″トムハの一人コント″に近く
変身少なくて退屈でしたが
少女やお姉さん…
まさかの動物にまで
寄生するくだりは面白かった!
むしろ動物に寄生してた方が
可愛くて好きになれたのに…。

軽い作品だけど
″ライフ″財団や
「よい″人生″を!」て言葉が
やたら強調されてたのは
寄生生物との関係を
夫婦の「結婚生活」に
見立てたのかもしくは
″自分″と″体″が「共生」して
生きてる暗喩なのかな(・・?)

本作を観た夜は
真っ黒のフード付き
パーカーを着てて
まさしくヴェノム!
私の中のヴェノムも
″何か喰わせろ…″
と囁いてきたので
愛用バイク(=自転車)で
″私たち″も劇場を
後にしましたとさ…♪

(曲⊿)ク〜ワ〜セ〜ロ〜
O┳O  )~ ≡= =3 =3 =3
(*)し(*)〜≡==3 =3 =3
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