流石はランティモス監督!
期待以上に楽しませて貰いましたよ。
女同士のドロドロとした椅子取りゲーム。
最初は難しい映画なのかと不安でしたが、そこは安心しても大丈夫。
女版「バリー・リンドン」といっても差し支えないかな?
また、自分で自分を殴るシーンだったり、ロブスターを使った競争だったり、過去の自身の作品のセルフパロディなどが遊び心溢れてる。
本作にも恒例の変なダンスがちゃんとあるよ!(動物を殺すシーンも・・・)
エマ・ストーン始めとする各女優陣の演技合戦が映画という事を忘れさせてくれて、まさに白熱とした歴史を目に焼き付ける事ができました。
純粋な女の子が悪魔へ変貌する映画って最高ですよね?
この映画はハッキリ言っちゃえばコメディなので、クスクスと心置きなく笑っちゃいましょう。
個人的にランティモスで一番好きなのは「籠の中の乙女」です。
この映画の何十倍も毒が強いので覚悟してご覧あれ!