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女王陛下のお気に入りのpmydawnのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
3.4
せっかくファーストデーがフライデーなので何か観に行きたい!からの。

壮大な胸糞だった。。が見入ってしまう昼ドラぶり。
純粋すぎて重荷にメンヘラ化した要介護女王陛下と、そのひとのお気に入りという1つの席を巡って、剥き出しの強かさでマウントしあう話。
女社会の醜さの縮図とも。

GL要素もりもりなのは近年のLGBT旋風からか。

あとアイキャッチが入るのだけど、不思議なリズムを作るわね。
音楽もなんか壮大なんだかなんなんだか。。
あと謎に暗喩するようでよくわからないシーンが多くて、シュールというのかな?
なんか演出が不思議な映画だったわ。。
でもだから、チープなドラマにはならず、あとコスプレ感もそんななかったな。
置いてきぼりにもならないです、しかし胸糞なのでもやもやはする。。
アンの情緒がわかりすぎる。









****以下バレ****


結局、想いを叶えたのは道徳を捨てたもの、なのが悲しかった。
それも、ただの自欲のために、しかも心を利用して。
そうゆうずるい人に限って、みんなに良く思われてて、気づいたこっちが悪者みたいになる。
1番信じて欲しいひとが、ずるい人を好きだと言って聞いてくれなかったのは、ほんとうに悲しくて、現実はそんなことばっかじゃないって思いたいのに。
だかど、よくある話。
ずるくならないと、傲慢にならないと負ける、汚い、胸糞、胸糞。

しかし聡明なサラは、アビゲイルが手紙処分すると思わなかったのかね。
あの誘導した元偉い人に託せば良かったのにね。

それから、出てくる男性陣のアホっぷりったらもう。。女の戦いの映画だから、あえてかな?

アビゲイルのクソぶりがバレて追放されたらいいと思うけど、そしたらアンが1人になっちゃうし、騙されたショックも、とか、ほんと、もやもやする。
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