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ザ・スクエア 思いやりの聖域のstのレビュー・感想・評価

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クリスティアンという人間を通して見る、「大人」の世界と「子供」の世界。
・「脅迫文」を入れられた男の子
・「広告」として利用される少女
・別居のため家を行ったり来たりするクリスティアンの娘たち
イノセントな彼らが高慢・不遜なクリスティアンの振る舞いによって振り回されてしまう。美術館の「キュレーター」として、組織の「上席」として、2人の娘の「父親」として、決して「正しい」とは言えない行動を繰り返す彼の姿に、「大人」に対する冷ややかな社会風刺が見て取れる。
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