とむ

素敵なダイナマイトスキャンダルのとむのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

すげー勿体無い映画だなと思った。
上手く作れば、日本版ウルフ・オブ・ウォールストリート的な作品になり得たかもしれないのに。
構成的には少し似てるところもあるし。


爽快感とか、アングラな業界ならではな成り上がっていく部分の面白さとか…
そういうのがとにかくない。
一個一個のストーリーがとにかく薄味というか、ぽっと出してもう終わり。みたいな…。
松重豊演じる検閲官とかすごいいいキャラしてたのに、使い捨ては勿体無いわ。

実話なのかもしれないけど、
それをただ素直に映画っていう映像表現でやられても正直つまらんです。


尾野真千子がほぼ台詞無いのが凄く良いな〜と思った(あっても喘ぎ声とか小さい悲鳴とかそのくらい)。
この人、お芝居すごく上手だなあ。
とむ

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