まさにジェットコースタームービー。
これから起こることを期待させながらゆっくりと始まり、観客を徐々に物語りに引き込んでゆく。
コース(物語)に中だるみなどなく、最後まで一気に魅せる。
各所に張られた伏線は、すべて回収して「ああ!そうか」「おおっ!そうきたか」の連続。
主人公マーティが過去で関わる人々(ほとんど家族だが)が、現在で成長してゆく様も心地よい。たった一度でも「行動」できた人は自分の未来も切り開けるぞ、と言っているようだ。
過去と現在でマーティの相棒となるドクも、非常に面倒見の良い、信頼するに足るすばらしい人だと思う。
珠玉のエンターテインメント映画の一本。
2016/07/19