「未来?
…未来に行くの?」
たくさんの時計が並んでいます。それぞれ、きちんと時を刻んでいました。
そのうちに、タイマーが稼働し、ラジオが付いたかと思うと、テレビが付き…そして、犬の缶詰が鮮やかに開きました。
博士が作った面白い発明の一つのようです。
しかし、その部屋には盗まれたとニュースになっていたプルトニウムも見られました。
そこへ、マイケル・J・フォックス扮するマーティがドクを探してやって来ます。
スピルバーグ監督の大人気作品です。
夢があるし、ストーリーも面白く、当時、最高のSF映画でした。
マイケル・J・フォックスはこの映画が上映されて、ものすごく人気が出ました。
この映画を皮切りにティーンウルフ、摩天楼はバラ色になどたくさんの青春映画で主役になりましたが、病気であまり人前に出ることは無くなってしまったのが残念です。
この映画の良いところは、明るくてテンポが良いアメリカらしい嫌味のないところだと思います。この嫌味のないところを作り上げたのは、マイケル・J・フォックスのキャラクターだったと感じます。
1980年代に流行ったロックに、可愛らしいセンスが、いま現代に観ても飽きさせない理由ですね。
モールの駐車場で博士が登場するシーン。スポーツカーをオモチャのようにリモコンで動かすシーン。タイムワープするときにタイヤ跡に焱が二本線浮き上がるシーン。
有名なシーンが次から次へと登場します。
タイムマシンに改造したデロリアン、漫画のような風貌のドク、可愛らしい犬のアインシュタイン…この映画には、人を魅了するものが詰められています。
30年前の1955年にタイムスリップしたマーティは、父親と母親が出会った頃へ行ってしまいます。さて…
「タイムマシン?
私が発明しただと?」