こぅ

さよなら、僕のマンハッタンのこぅのレビュー・感想・評価

3.6
【ギフテッド】のマーク・ウェブ監督による【青春ドラマ】。

親元を離れ、ひとり暮らしを始めたトーマス(カラム・ターナー)は、一風変わった隣人、ジェラルド(ジェフ・ブリッジス)と知り合い、父(ピアース・ブロスナン)の愛人、ジョバンナ(ケイト・ベッキンセール)とも知り合い、やがてその2人との交流で、彼の人生に変化が…。

良くも悪くも【ウッディ・アレン風】だった。
ウッディが描きそうな脚本は、短尺で小気味良い
テンポで進むが、彼なら作風はコメディタッチで
カラッとドライに仕上げただろう。
勿論、主演のカラムにウッディやジェシーの影も無い。
ロケーションやムードは【オシャレ感満載】。
キャスト陣は好演。特にジェフは味があって渋く、ケイトは綺麗だった。

序盤は中々面白い展開だと観ていたが、中盤から
予想の域を出ず、あららガッカリな展開に。


結末もまた予想範囲内だったのだが、ムードに流されてか、感動する羽目に。
しかし!う〜ん、冷静に考えたら結構【狂気の
沙汰】だな。

締め方は良い、青年のサクセス・ストーリー。
こぅ

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