Kedjenou

テリー・ギリアムのドン・キホーテのKedjenouのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

空想の中で生き、現実社会で嘲笑われ、それでも夢の力を信じて追い続ける。この監督は一生同じテーマに取り憑かれてるようです。

彼の一生のテーマはドンキホーテ物語とピッタリ重なります。そのドンキホーテを映画化し、さらに主役を映画監督に設定したので、二重三重の入れ子物語となっています。

私としては、ドンキホーテの頭の中にしかない華々しい冒険譚も映像にして欲しかったです。そしたら美しい物語も楽しめたでしょう。

それでは「バロン」の繰り返しになってしまうかな?
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