ベビーパウダー山崎

ワイセツ家族 母と娘のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

ワイセツ家族 母と娘(1982年製作の映画)
2.5
那須博之のデビュー作。作り手の熱意とカオスが入り混じり、色々と凝ってはいるが、あまりうまくいっていないと思う。志麻いづみの強さというか狂気に賭けた物語でもあって、その暴走が「映画」として遅いし鈍い。キメに来たラストも中心がぼやけたままなのでいまいち響かず。汐路章も阿藤快もロマンポルノではあまり見ない顔。阿藤快の真っ直ぐすぎる芝居は怖いから苦手。