ざわ

名もなき野良犬の輪舞のざわのネタバレレビュー・内容・結末

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

あ〜〜〜〜好き。
後味悪い話が好きなので当然これも好きなんですよね。

重っ苦しいだけじゃなく程々にポップで、かっこいいシーンでかっこいい曲かけてくれるので最高。

近所のTSU○AYAの分類ではアクション映画だったんだけどそれは違うと思う…。恐らくこれは恋愛映画では?ぶろまんす。
これほど「全部放って2人で一緒に逃げちゃおうか?」が似合う作品も久々。一緒に逃げてほしかった(絶望)。

スパイの潜入物とかはよくあるけど、それを自らバラしていくのは斬新。それでも話を円滑に進めることができるの凄いね。

内野聖陽似のアニキの笑い方がやばいやつそのもの。汚ったない笑い方。

アニキを殺す時に銃とかじゃなく素手で口塞ぐだけなのも最高だしアニキも一切抵抗しないのも最高。ロクでもない人生の中で唯一信じた、殺されたい人の手で直接殺してもらった…。最高じゃん??そもそもヒョンスが手元から離れた世界なんて生きる意味ないとまで思ってそうだしこれはこれでアニキ幸せなのでは。

そして、アニキもヒョンスも「お前に殺されるなら本望」って感じでどちらかがどちらかに殺されそうな時は基本抵抗しないんだよ。その他の人が出張ってくると俄然殺意モリモリで殺すんだけど。そういうとこだよ……。

会長の甥っ子さんが愛おしくて可哀想で好きです。
ざわ

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