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ビッグのUのネタバレレビュー・内容・結末

ビッグ(1988年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ラスト30分が名作すぎて超好き。
前半は大人が子供の動きやったらシュールだよねっていうワンアイディアで展開されるコメディ。トムハンクスが演じることでネタ以上に破壊力がある。
中盤までのコメディ路線だけだとよくある小ネタを詰め込んだ凡作だと思ってたけど、後半の恋愛が絡んでから一気に名作まで自分の中でひっくり返った。
恋愛ドラマの切なさと一瞬で過ぎ去る子供時代の美しさが掛け算になって胸に迫ってくる感じ。お陰で終盤はずっと溜息ついてたよ…。

▷雑多なメモ
・好きな子と乗りたくてジェットコースターに並ぶ→家族に写真を撮られる→彼氏持ちでした→身長制限で乗れない
コンプレックスを描かなきゃいけないが故の丁寧すぎて可哀想な前振り、うまい
・占いマシーンの胡散臭さと不気味さ好き
・最近ピクサーで全く同じ演出見たな、定番なのかオマージュなのか
・三輪車www
・靴の泥を落としにいくの絶妙にズレてて笑う、そこじゃねえんだわ
・誘拐したと勘違いしてお母さんが包丁向けてくるのリアクションとして100点すぎる
・ドラム缶の中で2人で話しながら着替えるシーン好き!!!レイアウト良い
・「僕は10時までに帰らなきゃ」かわいい
・見た目大人でも中身子供だからすぐピンチになりそうなの面白いな
・銃声こわい、泣いちゃうのかわいい
・何かとお金がかかるね…子供にはハードル高いって小ネタだろうか
・トムハンクスが内股で小さく座ってるのかわいいwww
・「職業欄」「新聞配達」「それはまずいよ」「新聞配達部長」
・友達の方がちゃんとしてるのギャップ面白だよな…
・ネクタイ絶妙に曲がってる小ネタで笑った
・まさか冒頭の下ネタが前振りだと思わないじゃん
・給料でビビり散らすリアクション最高
・おもちゃ会社ゆえに出世する展開は見え見えだったけど流石に副社長はやりすぎ
・なんかベタすぎて微妙だったけど会社の女の人絡んできてから面白くなってきたな、エロい展開になってきてるのに子供ゆえに無自覚で別の意味を持ち出すっていう
・トランポリンのシーン好き!!!スカートを気にしない=大人ゆえのマナーが遊び心を追い越した瞬間
・2段ベッドの上から顔覗かせて「どっちだ」ってやってくるの可愛い
・「彼は大人よ」意表を突くセリフすぎる
・誕生日を祝われる展開いい!大人の身体になった状態で元の年齢の誕生日を祝われるところで成長的な何かが浮き彫りになる感、直感的にはそんな感じなんだけどうまく言語化できん
・ここでジェットコースターに乗るのは神展開すぎる
・ゾルターあるやん!!!それにも気付かないくらいスーザンに夢中ってことか
・これもしかして大人の身体になって恋を知って成長して子供に戻る話なのか…エモ…
・ちょっと待ってえろすぎる、子供の時はマセガキ特有の性的好奇心でしかなかった異性に初めて触れる瞬間 発想が天才
・女を知って急速に大人になっちまったよ…ちょっと精神面まで爆速で成長してるのはツッコミどころだけど
・これある意味新手のおねショタって捉え方できるんじゃ
・あんなに届くまで先だと思ってた移動遊園地の情報がついに来ることで時間経過を印象付けるの巧み過ぎるな
・これ一瞬で過ぎ去る子供時代の美しさを見せたい映画だったのか…ここに来てベタが泣ける
・「僕は少年野球の選手だ」「家に帰りたい」
・「僕は13歳の子供だよ」「私だって一皮むけば子供だわ」「本当に13歳だよ、ある晩ベッドに入って翌朝大人になってた」「私も昨日までお下げ髪の女の子だったわ」
・ここでトランシーバー回収…窓越しに会話する構図良過ぎるな
・エレベーターで出て行くスーザンと入れ違いでビリーが入ってくるの印象的
・もしかしてこの玩具って子供じゃなくて大人に売るために考えたものなのか?
・ゾルターの不思議な音楽いい…
・「一緒に来ないかい」「ダメよ、私はその年を生きたわ」「一生に一度で十分、分かるでしょ?」「…分からないわね、さあ送るわ」それが分からないからこそ子供に戻って生きることに意味があるのか…
・「きっと私を忘れるわ」「忘れないよ」
ここで恋人のキスじゃなくて子供にするおやすみを言うみたいに額にキスしてるのやばい 破壊力
・歩いて行くうちにどんどん子供の姿に戻って行く演出切なすぎる、変な声出た…
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