CBI(中央捜査局)になりすまして汚職な政治家や資産家の家で強制捜査を行って荒稼ぎする、言わば強盗集団の主人公一味。金の出所を知られてはまずい被害者たちは警察に言えないでいた。だが、本物のCBIが事件に関与するようになり、騙し騙されの対決となる。
80年代の実際の事件を基にしているらしく、舞台も80年代。
アクシャイクマールとアヌパムカーという大物を主役に、白昼堂々と華麗なる強盗劇を見せてくれる。
家庭を持っていたり、強盗生活に終止符を打とうと考えてたり、近所の女性に恋をしたり、一般人だという描写が多々ある。
このようなクライムアクションに華やかなダンスシーンがあるのは嬉しいが、良くも悪くもそれが間延びさせていた。
どうせならもっとハラハラする強盗劇を見たかったし、インド映画お得意である登場人物の人生を掘り下げてほしかった。
インドではそこそこヒット。
細かく80年代感を出していたそうなので現地の人からしたらいろいろ楽しむ要素多いんだろうなと思う。
