ルチャリブレが繋ぐ恋と母娘の絆！
映像は新味ないかもだけどテンポよい笑い。
パキスタン系ザイナブとメキシコ系アルマ主演ふたりの慣習や考え方の違い、移民問題など細部が光り、台詞も素敵で爽やかな後味。
ザイナブのママが、とても好きな人物造形で、ザイナブとの関係は、『タレンタイム』のマヘシュとそのママの関係も思い出させて、ふたりのシーンはちょっと切なくなり。
マイケル・シャノンが自身の出演作以外で初めてプロデュースに参加した作品。
こういう映画も、短期間でも上映されたらいいのにね。

レインボー・リール2017 にて

TIL&GFF2017にて鑑賞。パキスタン系とメキシコ系…二人の家庭の違いが余りに大きい。メキシコ式プロレスがザイナブに闘え!と嗾ける…リングの場面は彼女が負けを覚悟で守ろうとしたものが重なり熱い。これが私だ、と。

ひどすぎる。開始5分ほどで登場してきた母親の撮り方を観てつまらない映画と確信。そしてそのまま今年ブッチギリのワースト入り。学生映画のつまらない内輪ノリを永遠と見せられてるみたいで心底苦痛だった。最後の劣化版『ローラー・ガールズ・ダイアリー』みたいな展開にキレそうになった。これが良質な現行アメリカンインディ映画をフューチャーする某シネマテークの某年次企画のラインナップにデヴィッド・ロウリーの新作と肩を並べていたのが理解できない。絶対にロウリー小馬鹿にしてるよね。海外シネフィルの感性に近づくまではまだまだ修行を積まねば。