二人のママ友間のシンプル・フェイバー=「ちょっとした頼みごと」から始まる愛憎劇
アナ・ケンドリック演じるステファニーはごく普通のシングルマザーで、ブレイク・ライブリー演じるエミリーはNYの大手アパレルで働くバリバリのキャリアウーマン。
ステファニーがエミリーの子どもを預かったことから急速に仲良くなる二人ですが、ある日エミリーは子どもを残して失踪、そこから二人を取り巻く関係が急展開していきます。
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クライムサスペンスものの映画ですが、謎解きはあまり複雑ではなく、観ていて「消去法的にはこうしかないよな」と思っていたらその通りに展開してしまったのが残念でした。
最後まで飽きずに観れたのは、アナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーの演技が素晴らしかったから。特に、アナ・ケンドリックの「普通さ」が、だんだん不気味さに変わってくる演技に、振り幅の広さを感じました。
ちなみに、エンドロールで登場人物のその後が文字で語られますが、実話ではないようで紛らわしいっす。