ぬーたん

トップガン マーヴェリックのぬーたんのレビュー・感想・評価

5.0
延期に次ぐ延期で待ちくたびれたがようやく!期待が機体一回転して、機体がてっぺんに上がったところで期待値MAXでIMAX鑑賞。いやー待った甲斐があった!最初からラストまで感動と感涙で顔がぐしゃぐしゃになったわ!ただでさえぐしゃぐしゃなのにさ。
IMAXで真ん中より前の方で観たから臨場感半端なかった!でも席に着いた時にすぐ前の席に座ってるハゲチャビン…カッパのように上だけ皿状ツルツル頭が視野に入って気が散る~ハゲ散らかる~!ということも杞憂に終わった。始まった途端に画面の向こうに私は行ったのさ。ハゲはもう目には入らなかった!眼中にハゲなし!
オープニングに流れる懐かしいテーマ曲♫飛び立つエンジンの鼓動!ドクンドクンと私の心臓も鼓動する!心はもう1986年作品のあの中へ。36年後の続編なんて上手く行くはずない、という想像なんて吹っ飛ばし、いや、むしろ今作の為の前作だったような、それほど違和感なく36年の年月をリンクさせた。
シワは増えたが人間味の増したマーヴェリック。演じるトム・クルーズの深い演技力とみなぎる熱い心に素直に素晴らしいと言いたくなる。
まさかの死に方だったトニー・スコット監督へのリスペクトも要所に感じられ、トップガンの映画に対する想いをひしひしと感じた。
前作とは比較にならないくらいアクロバティック空中戦は36年間で急成長した映像や編集などの技術の向上を感じる。そして前作で活躍したF-14の出番!敵の第5世代戦闘機との空中戦とは!いやはや。大佐殿、参りました!脱帽。
さてトムは私と同世代。そんなトムが未だにアクションもので活躍し続けて、恋愛だってまだまだ現役!鍛えた体でアクションにベッドシーン。もうね、希望と夢!特に好きという訳ではないけど、応援するっきゃないっしょ!これからも期待したい。やれる60代70代、いや80代90代だって、演じて欲しい。
マイルズ・テラー。『セッション』では地味で平凡な男の子だったが、いつの間にか成長し、映画出まくり。『オンリー・ザ・ブレイブ』も良かった。父の”グリーン先生”にも何となく似てて、ぴったりだった。
グレン・パウエル。マイルズに役は取られたがこの役の方がぴったりだったと思う。前作のヴァルの勝気の憎たらしい雰囲気と似てる。
ジェニファー・コネリー。さっぱりした気性の役。綺麗でスタイル良い。ケリー・マクギリスは今や見る影もなく、出るはずないと思ってたけどやっぱりね。綺麗じゃなきゃだめ。
ジョン・ハム。最初に名前がクレジットされた時に、トムと敵対する悪役かな?と思ったらまあまあ予想通り。トムVSハム!美味しいハムステーキ食べたい。
エド・ハリス。良い役ではなさげ。やっぱし!渋い!ハゲの鑑。エド・ハゲッス。
ヴァル・キルマー。出たいと本人が切望したらしい。写真の中だけでも良さそうな役だったが、やっぱり本人登場は胸が熱くなったよ。声が出ないからそういう設定だったのか。
最初の飛び立つシーンからグッと来て、途中も来て、ラストも来て、もう言う事なし!王道の展開だけど、だからこそ、心を掴まれた。延期になった理由もコロナでこんな世の中だから、生きるってことの大切さ、命の大切さを改めて感じられた今作は、誰の心にも届くはず。
いやでも出来る事なら『トップガン』を観てからこちらを。
マーヴェリックの心の隅にいつもある想いを共有して観たい。
これに満点を付けずして何に付ける?何をいうードゥー(by村上ジョージ)文句なしの満点!
※おやつは台湾パイナップル。ハマってる。そのまま、ヨーグルトに乗せて、杏仁豆腐に乗せて。
※夕飯は東京土産の維新號の肉まん・海鮮まん・あんまん。卵スープ。サラダ。東京から一昨日帰って来たヨ。録り貯めた映画観なきゃ!
ぬーたん

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