このレビューはネタバレを含みます
満員御礼の『カメラを止めるな』より、東出くんが出演しているこの作品が、気になっていたの
唐田えりか演じる主人公ヒロインの存在がどうにも鼻についた
ビール片手に不平不満を漏らし、面白くもない下ネタ連発する私(この酒癖で友達減りました)
唐田えりか氏は、私とは正反対の『THE・女子』って感じ。そうよね。男って、こんな清楚系好きよね!
『百円の恋』の安藤サクラの生き様に涙でた。あの泥くさい感じ。最高やん。
なんやねん。おまはんは。私は、男なしでは生きていけませんっていう女のナヨナヨが、鬱陶しくてたまりまへん。
この女は、『麦』が好きなんだか、『亮平』に思い馳せてるんだか、どっちつかずで、終始イライラ👊
共感度はゼロでした。
恋愛経験は乏しいので(自爆)偉そうなことは言えないけれど
忘れられなく、狂おしい終わった恋を表現するのに、
ある日、急に消えてしまった謎に包まれた恋人が、ディーン藤岡みたいな売れてる俳優になりましたっていう『麦』の設定は、荒削りではないかい??
『麦』という元恋人の存在が、女の人生の中で、最も愛しく、想い馳せる男だという説得力が、こちらに全く、響いて来ない。
もう、この世に存在していない男を、まだ、生きているかのように信じて、現実と幻の狭間で悶えて苦しむ女性…という表現にしたほうが、
心を鷲掴みにされたかもしれぬ。
レストランに急に、オディーン様のような人気絶頂の元恋人が、現れて女の手を握り、走りだす。んなこと、あるかよ。
いきなり『麦』の友達(渡辺大知)がALSになってまった。あの場面をいれた根拠は?
色々蛇足。
脚本が、少々乱暴で、安い恋愛ドラマのようだった。
しかーし、
ロケ地が、同僚と訪れたことのある『バベルの塔』展を開催していた中之島の国立国際美術館で、
関西がところどころ、舞台だったのは、何気に良き。そこは、嬉しかった。
東出くんの関西弁も、良き。