ミヤザキタケル

ワンダーウーマン 1984のミヤザキタケルのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.0
描こうとしていたこと、その理屈は、これでもかと言う程分かりやすいのでしっかり伝わってきたものの、胸揺さぶられるだけの人間ドラマに欠け、ダイアナが抱える葛藤描写が希薄で、決断を下すに至るまでの積み重ねがしっかり描けていなかったように思う。

と言うか、もっと魅力的且つ効果的に描ける場面がいくらでもあった。彼女の決断に涙させて欲しかった。これで150分は正直しんどい。

楽しめたには楽しめたけど、もっとできたでしょと思っちゃう。期待し過ぎたかな。