人と人の心の距離感、その揺らぎや繊細な心の機微の描き方に胸揺さぶられ、ありとあらゆる感情へと導かれた。同時に、孤独のなかに身を置くことで得られる一種の安寧のようなものにも思いを馳せた。生き方も幸福の在>>続きを読む
最早定型化されつつあるゾンビものに、特大のカウンターを喰らわすかの如く、ことの始まりをとても丁寧に描くことで新鮮さやリアリティをもたらしている快作。銃や弾をゲットしていく過程には、原作ゲームへのリスペ>>続きを読む
冒頭から胸を締め付けられた。その後も絶えず胸締め付けられ続けた。戦争が起きれば人が死ぬ。人が死ねば劇中のような状況に陥る子どもも出てくる。過去の話ではあるものの、戦争が根絶されない限り、私たちが生きる>>続きを読む
映し出されるのは見知らぬ家族たちの姿であるけれど、三者三様の家族の在り方を通して想起させられるのは己の家族。いずれ辿るかもしれないその時に、人によっては既に辿ったであろうあの時に思いを募らせ、ちょっと>>続きを読む
『プーチンの愛国教室』がロシア国内のウクライナ侵攻による市民の変化を捉えたドキュメンタリーであったのに対し、こちらはウクライナ側の視点で戦場に赴く兵士たちの姿を捉えたドキュメンタリー。
小隊に同行し>>続きを読む
政府が戦争や核兵器を肯定する国で生きる恐怖。そんな国で政府の意向に異論を唱える恐怖。そんな国で子どもが教育を受ける恐怖。自身や大切な人が徴兵される恐怖。ありとあらゆる恐怖がそこにはあり、それが過去の時>>続きを読む
人を殺す行為が人に及ぼす影響。
平穏な日常を生きている限り向き合うことも、経験者から直に話を聞く機会もない事柄に目と心を向ける116分。
日本に所縁のあるアレン・ネルソンが自らの戦争体験を綴ったノンフ>>続きを読む
国や事情は違えど、猫を捨てる人もいれば猫を護る人もいる。カタールに大量にいる野良猫を救出し、米国で里親を探す女性の取り組みを追った本ドキュメンタリーは、猫好きな方の目と心には自ずと届くと思う。けれど、>>続きを読む
"やったらやり返される”
そんな報復の連鎖を如何にして断ち切るのか、そもそも断ち切ることなどできるのかといったハード目なテーマを、このキャラクタービジュアルで描いている面白さ(エグさ)。
これを親子>>続きを読む
かつて日本に実在した「総力戦研究所」という機関を描いたNHKスペシャル『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』のドラマパートをベースに、約40分の追加シーンを加えて制作された劇場版。
これに触れず>>続きを読む
オピニオンコメントを寄稿。
https://x.com/peacock_filmjp/status/2076966180342964428?s=46
前作『スーパーマン』とは、活躍するフィールドもアプローチも監督も異なる本作。ジェームズ・ガンみは鳴りを潜め、強過ぎる力の使い道や使命を見出せずにいたカーラ・ゾー=エル(スーパーガール)の成り立ちや葛藤>>続きを読む
こちらに関しては最早多くを語りません。
強いて言うなら、極力予備知識は入れず、何ならあらすじや予告編にさえ触れず、音響設備が優れた劇場で目にしてください。
後、観た後にきっと誰かと話したくなると思うの>>続きを読む
2001年、皆さんはおいくつだったでしょうか?
生まれる前や物心つく前だったという方もいると思うし、僕はというと当時中3で、物語の登場人物たちと大差ない年齢だった。
日本と韓国、国は違えど共通するもの>>続きを読む
観る前まで「桜田ひよりさんで“モブ”っていうのは無理があるでしょ!」と思っていたものの、髪型や服装などの容姿や役作りも相まって、彼女が本来持っているであろう華やかさが鳴りを潜め、しっかりと成立していた>>続きを読む
アクションで魅せるとこはしっかり魅せつつ、物語の背景には中国の一人っ子政策、イタリアにおける移民問題、言葉の通じない男女が徐々に通じ合っていく恋愛ドラマなど、幾十もの要素や創意工夫が積み重なっている見>>続きを読む
サメの恐怖と人の恐怖。どちらも単体で恐ろしいものですが、それを掛け合わせることでこんなにも面白くなるのだという、今までになかったサメ映画の新たな境地を切り拓いている作品。ちなみに、みなさん、サメって凶>>続きを読む
20年振りに『プラダを着た悪魔』のあの世界観を味わえる喜びを堪能しつつ、20年の時を経たからこその変化、それぞれの今、現代ならではの課題などに立ち向かっていく登場人物たちの姿など、見どころとなるトピッ>>続きを読む
私は今39歳。年々人生の残された時間を逆算して行動することが増えてきた。例えば、帰省の際には両親や姉・兄と会話する時間を増やしたり、これまで経験してこなかったことに触れる機会を意識的に増やすようになっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
年齢を重ねれば重ねるほどに、可能性という言葉とは無縁になっていく。そんな感覚に囚われてしまうことがあると思う。でも、いくつになっても挑戦はできるし、熱を注げる何かとの出会いは溢れている。よく見聞きする>>続きを読む
最後の一人になるまで延々と歩き続ける。歩みを止めた者には死を。たった一人の勝者には大金を。極めてシンプルな設定と絵面ながらも、構図としてはデスゲーム系と遜色なく、参加者同士の関係が深まれば深まるほどに>>続きを読む
メンケス病というものを初めて知った。知ったからといって何か行動を起こせるわけでもなし、無力で無責任な自分にげんなりもするのだけど、ある家族の姿を目にしていく中で、やさしい気持ちに包まれた。そして、他者>>続きを読む
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https://x.com/kok_movie/status/2035344271138832388?s=46
良からぬことが身近で起きていることを認識してしまったとき、目を瞑って保身に走るのか
リスクを背負って行動を起こすのか。"正しさ"や"守るべきもの"は人それぞれに異なるものだけど、葛藤し続ける主人公の姿>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
こういった宇宙もので、SFやファンタジー要素よりも、友情や言語、相互理解の難しさや大切さを示してくれて、爽快感が伴うタイプの作品もめずらしい。2時間半の長さも全く苦にならない。
同種であり、同じ言語>>続きを読む
オピニオンコメントを寄稿。
https://x.com/dreampalace0328/status/2032652953744560604?s=46
看護師の人手不足によって生じる患者との不和。映画という俯瞰の目で捉えられるからこそ、患者側が憤るのも十分理解できるし、忙殺されて後手に回ってしまう看護師側の事情にも十分理解が及ぶ。誰一人悪意を持ってい>>続きを読む
人並みの生活と幸福と心の安寧を手にして欲しい。ただただそう祈りながら5人の若き母親たちの姿を見つめていた。
安心・安定・信頼のダルデンヌ兄弟クオリティ。
心と生活にある程度の余裕がなければ、他者を気にかけることも、未来を見据えることもままならない。そんな状況を打破できるとすれば、弛まぬ努力や他者との連帯、それに尽きるのだと思う。不況・移民・喪失etc…>>続きを読む
オピニオンコメントを寄稿。
https://x.com/bodybuilder_jp/status/2001239000791834775?s=46
同性パートナーの急死に伴い、パートナーの親族と葬儀や相続で対立。遺言状もなく、何の権利も効力も持たない主人公。そこに確かに愛はあったはずなのに、法律上、形を持たぬ愛では血縁に劣るという無慈悲な現実。>>続きを読む
オピニオンコメントを寄稿。
https://bh-movie.studio.site/japanese
オピニオンコメントを寄稿。
https://x.com/minna_oshaberi/status/1994339862376280243?s=46
パンフレットにて監督インタビューの聞き手を担当。>>続きを読む
その名を聞くと思い浮かぶのは、偉大な功績や生み出された創造物ばかりで、その心や人となりに視点や思考を向けることはこれまでしてこなかったように思う。
目の前に迫る死と向き合い、日々を生きていく坂本龍一>>続きを読む
いつ誰にでも起こり得る家族の死。
不謹慎な言い方かもしれないけれど、家族が亡くなった際のハウツー的な役割も担っており、ともすれば、自身が亡くなった際に遺された家族がやらなければならないことを目の当たり>>続きを読む
こんな人身近にいたらしんどいし、疲弊するだけだから関わり合いになりたくないと思ってしまうけど、映画として目にするからこそ、その心に何を抱えているのかを考えてしまう。
そんな思考や歩み寄りの心を、どう>>続きを読む