ろうそくに火を灯し、霊とコンタクトできる手のオブジェと手を繋いで「Talk to me(話したまえ)」と唱えると、霊が身体に憑依する。90秒以内に手を離してろうそくを消すと、霊が身体から出ていく。「嘘>>続きを読む
11/23公開『ロスト・フライト』
落雷によって機器類が故障し不時着した航空機。通信もできず、自分たちがどこに着陸したのかも分からない。しかも、乗客の中には移送中の殺人犯もおり、同行していた警官は着陸>>続きを読む
12/22公開
『PERFECT DAYS』、本当に素晴らしかった。
『パリ、テキサス』、『ベルリン・天使の詩』などで知られる名匠ヴィム・ヴェンダース監督作品にして、今年のカンヌ国際映画祭で役所広司>>続きを読む
僕のようにお酒に疎くても、主人公の一人である編集者・光太郎も同じ状態からのスタートであるため、そんな彼に寄り添いながらウイスキーについて知っていくことができるある意味ハウツー的な要素もあり、安心して物>>続きを読む
これまでとは一味違ったギャスパー・ノエ。認知症の妻、心臓を患う夫、離れて暮らす息子。親の立場として、子の立場として、誰もが直面し得るであろう苦悩や葛藤を2画面分割映像を用いてこれでもかと突き付けてくる>>続きを読む
10月は石井裕也監督作品が2作も公開!
『月』も凄まじかったが、『愛にイナズマ』もまた凄まじかった。
〜あらすじ〜
悲願の映画監督デビュー目前で、すべての夢を奪われた花子は、空気は読めないがやたら魅>>続きを読む
実際に起きた障がい者殺人事件をモチーフにした芥川賞受賞作家・辺見庸の同名小説を、『川の底からこんにちは』『舟を編む』『茜色に焼かれる』などで知られる石井裕也監督が映画化。
監督が石井裕也さん、宮沢り>>続きを読む
「シス」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、『スター・ウォーズ』シリーズにおける悪の存在であるが、本作におけるそれはフィンランドに古くから伝わる言葉のこと。その意味は明確に翻訳できるものではないらしく、す>>続きを読む
注目を浴びたい、認められたい、必要とされたい、自分自身を肯定したい。程度の差はあれど、誰もが抱く承認欲求。地道な努力によってその欲求を満たしていく者もいれば、即席の付け焼き刃のような手段を用いて満たし>>続きを読む
オピニオンコメントを寄稿。
https://x.com/100manami100/status/1705862020573323380?s=46&t=u2_pun92kVN6LQ7GHMSxhQ
デンゼル・ワシントン主演の人気シリーズ第3作。
ロバート・マッコール、通称“イコライザー”。ある時はホームセンターの従業員として働き、またある時はタクシー運転手として街を駆け巡る。しかしてその実体は>>続きを読む
芥川賞受賞作である松浦寿輝の同名小説を、『火口のふたり』の荒井晴彦監督が映画化。
ひょんなことから出会ったピンク映画監督の男と、脚本家志望だった男。そんな2人が、雨に降られ、酒を飲み、煙草を吸い、一>>続きを読む
オピニオンコメントを寄稿。
https://twitter.com/hakobune_theark/status/1700349559279587483?s=46&t=u2_pun92kVN6LQ7G>>続きを読む
一見突飛な設定に感じられるかもしれないが(ゲームやアニメ好きにはありきたりな設定に感じられるかもしれないが)、そこで行われている人々の生活の営みや、登場人物一人ひとりの感情の揺らめきを信じることができ>>続きを読む
名優モーガン・フリーマンが製作総指揮を務め、無実の黒人男性であるケネス・チェンバレンの身に起きた悲劇の実話を映画化。
誤って通報装置を作動させてしまった黒人の老人と、通報を受けて駆けつけた警察官たち>>続きを読む
冒頭、居酒屋で騒いでいる若者たちに注意するのだけど、居酒屋で騒ぐなって方が難しくないか?度を超えた騒ぎ方っていうのも分かるんだけど、周囲が不自然に静かだから違和感というか、居酒屋でのよくある賑わいの中>>続きを読む
『フォードvsフェラーリ』や『ラッシュ/プライドと友情』と比較するとどうしても見劣りする部分はあるものの、この作品の核となる部分というか重きを置いているのは、これが実話であるということ。それに尽きる。>>続きを読む
現代を生きるティーンエイジャーとしてよみがえった「ミュータント・タートルズ」の新作CGアニメーション。幼少期にアニメやゲームボーイのソフトを楽しんでいた世代としては食いつかずにはいられないコンテンツな>>続きを読む
ドラマ版から7年、SPドラマから6年。彼らが令和の時代に帰ってきた!僕は1986年生まれなのでニアミスなのだけど、1987年生まれの彼らと同世代であることに変わりはないから、あれから6年、自分と同じだ>>続きを読む
設定の説明も曖昧で分かりにくいし、オートボット勢の兵装では全く歯が立たない今回の敵に無策(根性論?)で挑み続けるし、ビースト勢と合流することでパワーアップなり敵の弱点をつく対策を練るのかと思いきや、何>>続きを読む
シリーズもついにChapter 4へ突入!
皆様ご存知の通り、新たにドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、真田広之らが参戦!回を重ねるごとに激化していくアクションシーンが今回もとんでもない!まるでア>>続きを読む
アウシュヴィッツから生還したハリー・ハフトの半生を、『レインマン』などで知られる名匠バリー・レヴィンソンが映画化。
生き別れになった恋人を探し出すため、「ポーランドが誇る、アウシュヴィッツの生還者」>>続きを読む
制作期間7年、シリーズ初の3DCG作品となる今回の映画『クレヨンしんちゃん』。監督・脚本を務めるのは、『モテキ』や昨年10月に放送され話題となったドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」などで知られる>>続きを読む
先人たちが積み重ねてきた希望。
先人たちが犯してきた罪。
それらを背負って“今”を生きる僕たちは、どのように生きていくべきなのか。
そんなことを問われているような作品でした。
ここからは余談です>>続きを読む
最高に面白かった!
続編ありきだというのに、物語はまだ完結していないというのに、この満足度の高さは一体何だ?!!
銃撃戦・肉弾戦・頭脳戦、車にバイクに列車に生身での全力疾走、最早恒例となったトム・ク>>続きを読む
今この時代に再び『インディ・ジョーンズ』を観られる喜び。それに尽きる作品だった。人によってはツッコみたくなる要素が一部あるかもだけど、過去4作を思い返してみると、必ずワンエッセンスだけ理屈度外視のとん>>続きを読む
20年近く疎遠であった父親が突然亡くなり、仕方なく故郷・青森へ変えることになった陽子。従兄の茂とその家族と共に車で青森へ向かう道中、トラブルで一人サービスエリアに取り残されてしまう。人と関わることが苦>>続きを読む
音楽だったり天候だったりロケ地だったり年末設定だったりで色々と誤魔化してはいるけれど、人を描くことにもっと注力して欲しい。というか、すべきだと思う。上っ面の人間模様ばかりで、胸揺さぶられるものが微塵も>>続きを読む
予め言っておきたいのは、本作は3作目『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』にて完結する続編ありきの物語であり、言わば「助走」となる時間を描いた作品。故に、本作のみで前作を上回るほどの感動を>>続きを読む
事故で両親を失った少女・ケイディ。玩具メーカーで働く叔母のジェマが彼女を引き取ることになるのだが、仕事が忙しく、ケイディの心と向き合うだけの余裕も時間も覚悟もない。そんな中、ケイディを守るようプログラ>>続きを読む
親・教師・子ども、それぞれの視点を通して見えてくる物事の複雑さ、いや、物事を複雑にしてしまう人間の不完全さや脆さを突きつけられ、只々打ちのめされた。
人それぞれに主義や主張、譲れないものや正義があっ>>続きを読む
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
「おれは 漫画の実写化には多かれ少なかれ地雷は付き物だと思っていたら 無傷のまま見終えていた」
な… 何を言っているのかわかると思うが おれも 何をされたのか>>続きを読む
シリーズ10作目にして、いよいよワイスピも最終章へ突入!今回はその前編ということなのだが、ブライアンのみならずホブスも不在でパワー不足が否めなかった前作『ジェットブレイク』が物足りなかったため、正直不>>続きを読む
単館公開で興行成績2万7000ドル(約350万円)ほどにくすぶっていたものの、ケイト・ブランシェットやエイミー・アダムス、ローラ・ダーンやケイト・ウィンスレットらスター俳優たちの称賛を得て一躍注目を浴>>続きを読む
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
そう、それはさながら配管工が主人公の異世界転生もの(生まれ変わるわけではないが)。そんな心構えで臨めば、イルミネーション感満載のキャラクターたちの中にマリオ>>続きを読む
ジェームズ・グレイ監督の幼き日々を描く自伝的作品でありながらも、私的なドラマを見せられているというよりは、誰もが通る幼少時代、家族や友人との時間がもたらすもの、いつの世も絶えることがない差別や偏見、こ>>続きを読む