ブサ猫太郎

ワンダーウーマン 1984のブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.6
1984年、ワンダーウーマンがスミソニアン博物館で働いているとFBIから盗品の調査依頼が舞い込んでくる。何とその中には神が創った願いを叶える石が混じっていた!誰もが願うだけ夢が叶う世界になったとき、願いの代償が世界を滅ぼしてゆく。

代償と引替えに願いを叶える男の野望をワンダーウーマンが阻止する物語。

WW1から66年経った1984年を描いたワンダーウーマンの2作目。

時代の幅が大きいのでどんな生活を送っていたのか分からないけれども、どうやらワンダーウーマンは人間社会に馴染めたよう。前作ではあれだけ嫌がった都会的なファッションもすっかり着こなし、都会人に!

逆に石の魔力で復活したトレバーは84年の世界に驚きを隠せない様子。ワンダーウーマンに教えてもらいながら色々なモノを知っていくシーンは前作と立場が逆転しており面白い。

また、本作のテーマである真実と向き合う というものは前作のテーマ:現実を知る から1歩踏み込んだもの。全く別のテーマを扱うのではなく関連したテーマを描くことでワンダーウーマンの成長を実感できる作品になっている。

キャラクターの関係性やテーマ設定など前作との繋がりを感じられる場面が多々あるのでかなり楽しめた。

けれども、これまでワンダーウーマンの過去しか描いてないから3作目があるなら今を描いて欲しいな。