IMAX レーザーにて
15年という長い年月
顔に刻まれたしわも愛おしく感じ、クレイグとボンドを重ね合わせ、やり残したことはないのだろうか？ とか、見納めならもっと先伸ばしにした方がよかったかな？ など なんだかそわそわし、余計なことを考えながら観賞してしまいました。
もっともっと彼が演じるジェームズ･ボンドを観たかった⋯ という思いもありますが、今まで楽しませてくれてありがとう！ と 心からの感謝を伝えたい。
序盤は、好きだった登場人物や過去の様々なシーンを思い出し涙が溢れ出しそうになったのですが、終わりが近づくにつれ、これで本当に最後なんだ⋯ と思ったら、やはり抑えられず、同時に私は、ダニエル･クレイグが演じるジェームズ･ボンドが大好きだったんだ⋯ と強く実感し、いろいろな想いを噛み締めながら、静かにスクリーンを見つめていました。
しばらく感傷にふけっていましたが、だいぶ時間が経ち、落ち着いてきた今日この頃。次回作にアナ･デ･アルマス演じるパロマちゃんが登場してくれたら嬉しいですね！ 初々しい彼女を見つめるクレイグの、戸惑っているようにも見えるけれど優しいまなざしや挙動につい微笑んでしまったのですが、そんな表情が新鮮で、忘れられない。
ダニエル･クレイグがジェームズ･ボンドで本当によかった。素敵でカッコよく、大胆でとても人間らしい彼が演じるボンドが大好きでした。
次はどんな作品で、私たちを楽しませてくれるのだろう！？
本当に、お疲れさまでした。
