映画のない映画祭の作品情報・感想・評価

映画のない映画祭2015年製作の映画)

A Filmless Festival

製作国:

上映時間:80分

3.7

あらすじ

2014年8月、宋荘の北京インディペンデント映画祭が開催前日、当局によって閉鎖された。集まった監督や観客などが撮影した映像を集め、事の顛末を記録した。

「映画のない映画祭」に投稿された感想・評価

2015年製作。2014年、北京のインデペンデント映画祭が当局により強制的に中止された背景を描く。


北京でインデペンデント映画祭がある事自体初めて知ったが、その映画祭が超手作りなのに驚く。映画祭の会場がアップリンクみたいなの。中国本土でも知名度は低いのではないか。とはいえ、そんな映画祭に地元の有力者から「映画祭を中止しろ!」と直接圧力がかかる。いざこざの中、映画祭は中止にしかも主催者の一人が逮捕に。


逮捕された主催者を解放してもらうべく、警察の前でデモを行う映画祭関係者。いざこざを起こした地元有力者が逮捕されないのはおかしいと警察署内に抗議に訴える。ところが、警察署の職員写真にその地元有力者がいるというのは笑ったが怖い話。


本作の不満は中国のインデペンデント映画がどういうものか全く分からない点だ。公開されるインデペンデント映画の映像を流用してくれればもっと面白かったんだけども。
邹启文

邹启文の感想・評価

4.2
ブチギレ中国人を見るこの感覚、めちゃくちゃ久々
中国は、政府が映画づくりを助けていると聞いていたので、実態を知って驚いた。
映画をひとつ作る、映画祭を開催すること、それだけのことがいかにこの国では困難かを思い知った。
やくざまがいな当局。リーさんの人柄の良さ。実験的編集。色々と驚かされた。公共と開放の違い。リーさんが「私も君たちを撮る」という所が好き。一度行ってみたいな、宋荘。