【グラスホッパー】よりは断然良かった瀧本監督
の【サスペンス・ミステリー】。
スクープの為、1年前に起きた猟奇殺人事件の容疑者、木原坂(斎藤工)に近づいた新人記者、耶雲(岩田剛典)は徐々に彼が殺人犯だと確信するが…。
この手はジャンルを言えばネタバレになる。
【冒頭直後、ん⁇】普通に行動を追う◯◯サスペンスにも出来るが、観る者を欺くという意味では、この構成は正解だ、てか、これしかないだろう。
サスペンスとして良く出来た、いわば【出来杉君
脚本】で、終盤には解決編で全てをきっちりご丁寧解説してくれる。
ある人自体、行動…それ(伏線)を考えた演技だったのだろうか⁈
ただ、【ノクターナル・アニマルズ】同様、思惑(計画)通りに行き過ぎ…ってのは引っ掛かった。
斎藤工はアブナイ【ヘンタイ役】が似合う。
欺く事をメインにおいている上にラスト、お涙頂戴、感動までさせようと欲張ったが、その材料の描写が弱い為、泣けない上にスッキリ(同情)もしなかった。