冒頭の愉快な描かれ方や
ジャケットの笑顔からは想像出来ない
残虐なシーンは目を瞑りたくなるくらい辛くて…
韓国映画のギャップにまたしてもやられた。
真実を伝えたいと奮闘する記者が主人公ではなく
記者を手助けしたタクシー運転手を
主人公にしたって時点で惹かれる物がありますよね。
一般市民目線から入っていけるの良い。
しかも事実を基にしてるとなったら
感動もひとしおという物でしょう。
感動…なんですが、
犠牲になった仲間や
一瞬だけ映って撃たれて命を落としていった人達一人一人に人生があると思うと…
主人公、生き残れて良かったね
真実を伝えられて良かったね
って純粋には感動出来ない。。
それはこの映画に限ったことではなくて
他の映画だって
現実だって
誰かが生き残ればハッピーエンドって訳じゃないから
複雑な気持ちになることがよくある。
感動のハッピーエンドでーす！って
空気が強い程複雑になる。
なのでそれだけで終わらなかったラストが良かったな。
それにしても
韓国映画の残虐な描写ってやばすぎませんか。
クオリティ高すぎて
容赦なさ過ぎて思考停止する。
しんどかったけど
人間味溢れる演技を魅せてくれた
ソン・ガンホさんが救いでした。
娘を想って泣く主人公と
言葉は通じてないけど
色々感じてるであろう記者のシーンが好きだった。
疲れてて集中力低下してるからって理由で吹き替えで観たのに
すぐに字幕で観返しました😂
そしたら初見より号泣した。
吹き替えも悪くなかったけど
(主人公の英語が酷過ぎて笑った)
やはり本人の演技を観るのが一番ですね。
