はま

恋するための3つのルールのはまのレビュー・感想・評価

恋するための3つのルール(1999年製作の映画)
3.8
意外と終わらない!ヒュー・グラント祭り

これは相当笑わせてもらいました!(笑)
確実に今までで一番私のツボに入ったヒューのコメディ演技。思い出し笑いしてしまうレベルのシーンもいくつか…
一つの作品としてはベタなものにまとまってしまっていて残念だけど、その一部のシーンで痰が絡むほど笑わせてもらったので私のスコアは高めです。
ただ吹き替えだと全く意味が伝わらない笑いなので字幕をオススメしたい。

【付き合って数ヶ月。結婚を申し込んだ相手の父親はマフィアの一味だった。それでも彼女を愛すると決めたマイケルに降りかかる試練の数々。】
ありそうで(私は見たこと)なかった設定な今作。マフィアの描き方の雑さはまぁそこが主軸じゃないので置いといて、一般人が想像しているであろう彼らの姿と、ごく普通の男性マイケルとの生活の対比を描くコメディ。

ほんっっと「英国訛りネタ」が相当面白かったです。ガッチガチの英国人がアメリカンマフィアの世界に入ろうとするとこうなる、っていう(?)最高のシーンでした。もう一生忘れないレベル。多少なりとも英語を勉強してて良かったなぁと心底思いました。
あとは「ハー」のくだり(笑) もう、なんか…ダメだ(思い出し笑いして)…

それらのネタと終盤の勢いはかなり好きだったので、やっぱり唯一の残念さは恋人ジーナかなぁ。彼女は本当にマイケルを愛しているのだろうか。いろんなシーンでマイケルが不憫に思えて可哀想でした。
本当のヒロインは恋人の父フランクだったのかもしれない…

以上、贔屓目なしでヒューの演技に爆笑させてもらった1本でした。逆に言うとそこ以外が物足りない感じは否めないけど、個人的にはそれだけで十分お腹いっぱいです(笑)
\ ゲダウトヒ- アスホ- /
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