バス行っちゃった

モリーズ・ゲームのバス行っちゃったのネタバレレビュー・内容・結末

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

結局おっぱいは、完全に出てしまった後よりも、出るかもしれない、出る可能性があると強く感じて見ている時が一番エロいと思っているので、基本劇中はずっとボーナスステージ。

モリーに言い寄っては正論であしらわれている野郎どもに自分を重ねてああされたいこうされたいなどと妄想しながら知性のかけらもない目つきで谷間を眺めていたら、ケビン・コスナーがおっぱいに隠されていた秘密を明らかにしたものだから、なるほど自分もモリーズゲームのターゲットだったのかと情けないやら興奮するやら。

ただ、まあ原作者の人生があるのだから仕方がないこととはいえ、彼女が誇りのために客の名前を言わなかったという着地が、丁寧に伏線を張ってからの主張であるからこそ、ちょっと何かが濁されているような印象になってしまって。

でもこういう感想に誘導することもモリーのゲームである可能性は否定できないこともないので、だとしたら自分が谷間ばかり見ていたことを含めて実名公表はやめていただきたい、たとえセクハラという刑罰は存在しないのだとしても。