モリーズ・ゲームのネタバレレビュー・内容・結末

「モリーズ・ゲーム」に投稿されたネタバレ・内容・結末

幼い頃から父にスキーの訓練を受け、オリンピック(ソルトレイク冬季)を目指すも選考戦で不慮の事故に遭い選手生命を絶たれた主人公モリー

その後アルバイト先で偶然ポーカーゲームの主催者の手伝いをするようになる。そこには、大物俳優、スポーツ選手らお金持ちが集まり多額の掛け金で行われるゲームを少しずつ学んでいき、雇い主に解雇されたのちは自らゲームの主催者になる

さすがはオリンピックを目指すような人だから勝つ事への拘りも集中力も半端なく優秀なんだろうね


子供は母親に怒られても大丈夫だけど、父親に怒られると深く傷つくと本で読んだことがある。

小さい頃から口答えを許さないpcycologistの父親に厳しいスキーの訓練を受けていたモリー
そんな父とはずっと確執があった
スキー⛷をしていた時も、ゲーム主催者になっても幸せそうな表情は一つもなかったな

自分にとってヒーローはいないけど、あえて言うなら自分自身がヒーローと言っていたご本人のインタビューの時の感情部分のネジが一本抜けたような表情が一番印象的だった



お金に群がる人たちだからもちろんゲームに来る人にマトモな人はいないわけで、終始お金の事での諍い、挙句には殺されかけ脅される始末、そして逮捕
傍観者からすると、そりゃーそうなるでしょってなもんで特に意外性もない

モリー自身も、ゲーム参加者は人格を持つ人間ではなく、お金としか思ってなかったのでは? と思える


今作ではゲームに参加していた面々の何人か特定されていたけど、個人的には俳優さんのお金の使い方とかあまり知りたくない

有り余るほどのお金がある事は知っていてもギャンブルにつぎ込んでるなんて聞くと人格も薄っぺらく感じるし、その人の作品を観るときそんな下らないダサイ私生活がちらついて集中できないし楽しめなくなってしまう
売名行為と言われようと、慈善活動に奉仕するふりしてくれた方がまだ良い

主人公の終始同じ表情の演技にも生き方にもまったく魅力は感じられなかった
唯一、PlayerXの怪しい謎な顔がハマっていたかもしれない
脚本の構成がエグい。時系列3つもあってテンポも速いのにスッキリまとまってて感情移入できる。
なんとなく、いつものソーキンと比較して主人公の捉え方に温かみを感じたが、それは別に原作にもよりけりか。
父と娘の物語に帰着させるまでのもっていき方にも感心した。
とても好きでした!
スピード感があって、最後まで一瞬だった。
お父さんとのセラピーシーンがとても良い……
脚本家アーロン・ソーキンの初監督作品はまるで音楽映画のようだった。
長台詞の応酬は歌うようであり、使われる文法や単語はリズムを刻み、編集は台詞の為にある。
映像的興奮は個人的にはあんまりだったけど、役者陣の声、台詞を言う姿に聞き惚れる。言葉と名前の映画。
自らの強さを誇示しようとし、支配欲を満たそうとし、
勝利への渇望を前に愚か者に変わり果てていく男達の中で光るモリーのしぶとさ。血と立ち上がる姿に、
同時期に公開された『アイ、トーニャ』を思い出した。二本立てで観るならこの2つ。
ただし個人的には『アイ、トーニャ』のふてぶてしさの方が好き。
<鑑賞直後当時のなぐり書きメモ転記>

・映画好き歴が短いため、アーロン・ソーキンが関わった作品は『スティーブ・ジョブズ』しか観たことがなくって、その『スティーブ・ジョブズ』がめっちゃ好きだった。当然監督のダニー・ボイルの良さもあったと思うけど、脚本の力は大きいと思ってたし、何より会話劇の皮肉っぽさとか頭の良い感じとか、面白かった。で、本作も、会話劇で、アイロニックなジョーク炸裂、頭のいい感じ爆発。wikiによると、キャリアの初め、「戯曲の執筆に活路を見出すと、瞬く間に前途有望な劇作家の地位を確立。」とあったから、もうこれはずば抜けた才能なんだろうなぁ。

・ただの木の枝で、モーグルの選手としての生命を絶たれるという不運に見舞われ、ちょっとポーカーディーラーでうまくいったら嫉妬で追い出され、また波に乗ったと思ったら今度はマフィアに絡まれ、また転落し…と浮き沈みの激しい人生。しかし、モリーはチャンスを確実にモノにする才覚の持ち主で、どんな状況からでも這い上がれる人物だということがわかる。ラスト、冒頭のモーグルでの転倒シーンに戻るけど、また這い上がれるという示唆のよう。後味すっきり!

・父との確執(兄弟はみんな男)。ポーカーの世界へ導いた男との確執。ポーカーを牛耳った男との確執。一人の女性が、男性世界で力強く戦っていく物語でもあった。(色仕掛けほぼなし!)前述の七転び八起き的な話も合わせて考えると、女性にエールを送る作品でもあると思うし、今の映画だなぁと。
女神の見えざる手を見て、ジェシカ・チャステインの魅力に気付かされた、特に声。
今作も良かった。

脚本には驚いた。ラスト数シーンの無理矢理と言っていい盛り上げ方。弁護人の訴えから始まり、父の診察、ひっくり返る裁判。
女神の見えざる手の緻密な構成と比べると真逆の力技。
特に父の診察は、父の登場から涙まで、突っ込まれたら言い訳できないくらいの無理矢理。だけど、何でかな、泣いてしまった。
好き嫌い分かれそうだけど、自分は上手くいってるんじゃないかなと思った。
ラスト、流れをなぞるようにスキーのシーンに戻るのも良かった。

主人公のキャラも悪い奴なのかいい奴なのか、不思議なキャラだった。
モーグルのオリンピック候補だったモリーは試合で怪我をしアスリートとしては引退する。大学に行く予定だったがポーカールームでのバイトからその道に入り、自分でルームを経営するようになる。不法賭博でFBIに逮捕され、司法取引を弁護士は勧めるが、顧客の生活を守るためモリーは了承しない。最後まで司法取引を拒絶し有罪を覚悟し裁判に望むが判決は奉仕活動と罰金だけですむ。
台詞回しと展開が早く目が回る感じ。なのに見ていて途中中だるみするという残念な映画。でも、点数高めだから好みの問題なんだろうね
すごく良かった
ポーカーを実際にするところも父との会話もすごく良かった
父との過去も「木の枝につまづいただけだ」って言って、今のお前が深刻に悩むことじゃない、それだけのことだったんだから今のお前の人生を歩んでくれってスキー選手の時の怪我と合わせて話していて良かった
自伝に基づく映画だから仕方がないかもしれないが、一面的過ぎるように感じた。
テンポがむちゃくちゃいい ナレは淡々と進み、弁護士とモリーの会話やモリーと客たちの会話の熱量がよい その分最後の裁判はあっさり終わってしまって少し残念 裁判シーンがもう少し丁寧?でもよかったと個人的には思う
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